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さて、「今日の一言メモ」第420回です。
「己を知りうる者は賢者なり」
「己を知りうる者は賢者なり」とは、自己を知る者こそ賢い、という意味です。英国の詩人G・チョーサーの処世訓だそうです。
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」という言葉がありますね。
敵の実力、自分の実力をきちんと把握していれば、百戦しようとも危ないことはない。時として、早急に撤退するという手も打てますし。
「ほんの少しの違い」
以前もご紹介したことがあるのですが、こちらのサイトに「ほんの少しの違い」と題する文章が掲載されています。
【ほんの少しの違い】
できない人は言葉で説得し
できる人は行動で説得する
できない人は話したがり
できる人は聞きたがる
できない人はお金を求め
できる人は成長を求める
できない人は過去にこだわり
できる人は未来にこだわる
できない人は不可能と思い
できる人は可能と思う
できない人は他人のせいにして
できる人は自分のせいにする
できる人もできない人も
能力にほとんど差はない
ほんの少しの意識の違いによって
結果に差が生まれる
自分はできる人でしょうか。それとも、できない人でしょうか。
「自利」と「利他 」の両立を図る
何ができるか、できないかを今の時期でいえば、それは「辛抱」でしょうか。今の外出自粛生活をずっと我慢して続けるのも限界があります。いつまで我慢すればいいのか先が見えなければ、人間ですからずっと我慢することはできません。
これも先日ご紹介した言葉ですが、それは「我慢と辛抱」です。
好きなことのために耐え忍ぶのが「辛抱」
我慢の中には不満がある
辛抱の中には希望がある
我慢はいずれ爆発する
辛抱はいずれ実る
我慢はしなくていい
辛抱をしよう
釈迦の教えに「自利・利他・解脱」の三つがあります。「自利 (じり) 」とは自分の利益、「利他 (りた) 」とは他人の利益です。つまり「自利と利他」とは、自分が利益を得たいと思ってとる行動や行為は、同時に他人、相手側の利益にもつながっていなければならないということです。
今の時期で言えば、我慢するのが「自利」、辛抱するのが「利他」と言えるかもしれません。自分のために我慢するだけでは、いずれ爆発するかもしれません。でも他の人の命を救うために辛抱するのだと思えば結構頑張れるのではないでしょうか。
この辛抱は、これからの時代を生きていくために必要な修行だと思うことにしています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.5.12記)