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さて、「今日の一言メモ」第510回です。
「藪から棒」
藪から棒とは、予期せぬことが唐突に起こること、また、出し抜けに物事を行うことの例えです。
「藪から突然棒を突き出す」を略した言葉で、突然予期できなかったことが起きたり、物事のやり方が出し抜けであることを表しています。
うろたえて、思考停止にならないために
「寝耳に水」や「青天の霹靂」のように、突然何かが勃発する様子を表す言葉が結構あります。それだけ、いきなり驚かされることが、生きていればあるということかもしれません。
最近の自然災害発生状況を見れば、いつ首都直下地震や南海トラフ地震が起きても不思議ではない気がします。また、年々台風被害も大きくなっています。そして、新型コロナウイルスのように、ある日突然、感染症が襲ってきたりします。
いつ何時そんな事態が起きるか、事前に予測しておくことは困難です。でも、事前に心の備えをしておくだけで、「どうしよう、どうしよう…」といたずらにうろたえることなく、いざという時はそれなりに対処できるはずです。
昨日の延長線上に今日があり、それが明日も続くという保証はどこにもありません。平穏な日々は、突然起きる自然災害、病気、事故などによってあっさり失われてしまいます。
「一寸先は闇」と心得て、休む時も100%弛緩するのではなく、適度の緊張感をキープして過ごすことが必要でしょう。
そして、何か事が起きたら、しっかりその正体を見極め、どう対応するのが一番良いか、冷静沈着に判断したいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.8.21記)