Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・健康と少しのお金さえあれば、工夫次第でいろんなことができる

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第515回です。

「家貧しくして孝子顕る」

「家貧しくして孝子顕る (こうしあらわる) 」とは、家庭が貧乏だと、子供は家計を助けるためによく働くことから、逆境のときこそ子の善行が世間に知られるということを指しています。そこから、逆境になると誠実な人間が表面に現れるという意味で使われるようになりました。

中国明代に編まれた『宝鑑』に、「家貧しくして孝子顕れ、世乱れて忠臣を識る」とあるのに基づくそうです。

今日は、宮沢賢治の誕生日

ところで、今日8月27日は、詩人・童話作家である宮沢賢治の誕生日です。

宮沢賢治は、1896年 (明治29年) に岩手県花巻市で生を受け、仏教信仰と農民生活に根ざした創作を行い、その代表作には「注文の多い料理店」、「雨ニモマケズ」「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」などがあります。

まだまだ貧しい時代に生まれた宮沢賢治は、生前あまり知られず無名に近かったようですが、没後その評価が急速に高まり国民的作家となりました。彼も「家貧しくして孝子顕る」の一人だったのでしょうか。

「雨ニモマケズ」を静かに聞く

改めて「雨ニモマケズ」を読み返してみると、その詩は心に沁み入ります。詩を朗読した映像が、YouTubeにアップされています。静かな部屋で、一人耳を澄まして聞いてみては如何でしょうか?

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち

欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを
自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり
そして忘れず

野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば
行って看病してやり

西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず

そういうものに
わたしはなりたい

健康と少しのお金があればいい

何をするにも困らない経済的な余裕があるのは、ほんのひと握りの人でしょう。

多くの人は、あれがやりたい、これがやりたいと思っても、経済的な理由から断念することもあるのではないでしょうか?(ここでは、欲しいモノではなく、やりたいコトを想定しています)

僕も、若い頃に比べれば少し余裕が出てきましたが、それでも「あれがしたいけど、予算が厳しいな・・・」と思うことは多々あります。

とはいえ、お金がないとほんとに何もできないのか、と考えると、そうでもないかな、と思います。

何も高いお金を出さずとも、他に工夫の余地はありますよね。高額の書籍に手が出なくても、探せば図書館で借りられる、なんてのは典型的な例です。

ということで、健康と少しのお金さえあれば、いろんなことができるのではないか、と思っています。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.8.27記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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