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【今日の一言メモ】・・・「座右の銘」「生き方」「基本スタンス」「行動指針」を自主憲法として定め、自らの「基軸」とする

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第530回です。

「人を見て法を説け」

人を見て法を説けとは、人に何かを説いたり諭したりするときは、相手の性格や気質を考慮して、適切な言い方をすることが必要だという教えですね。

これは、釈迦が仏法を説くにあたり、相手の気質や状況などを考えて、それぞれにあったやり方で行ったという説話から生まれたものです。

「世界の法の日」

そういえば、今日9月13日は「世界の法の日」です。今から55年前、1965年 (昭和40年) の今日、ワシントンで「法による世界平和」についての国際会議が開催されました。

この会議で、国際間に法の支配を徹底させることで世界平和を確立しようという宣言が採択されたことを記念して制定されました。

法治国家 (ほうちこっか) としての日本

日本は、法治国家です。そして、法治国家とは、法により国家権力が行使される国家のことです。

その意味するところは、国民の意志によって制定された法に基づいて国政の一切が行われ、国民の基本的人権の保障を原則としています。法治国家である以上、法律に基づかない国政は行えないことになります。

そして、その法律が拠って立つ国家の基本法として、憲法が存在します。現在の日本国憲法は、日本の国家形態および統治の組織・作用を規定しているのです。

ですので、憲法改正については、国民レベルで十分な検討・議論が必要であり、「拙速を以て尊しとなす」わけにはいかないのです。

「ナルちゃん憲法」

憲法は憲法でも自主憲法制定はどうでしょう。

自主憲法というと、思い出すのは今上天皇が幼少時に、上皇后 (当時は皇太子妃美智子様) が定めた「ナルちゃん憲法」を思い出します。(こちらの記事参照) ナルちゃんとは、今上天皇のお名前が「浩宮 徳仁(ひろのみや なるひと)」だったことに由来します。

旧皇族や旧華族階級でない、初の平民家庭出身の母親となった美智子妃は、それまでの慣例と異なり皇太子夫妻が直接育児を行うことにしました。

そして、ご夫妻が公務で不在の間、浩宮様のお世話をする係へ書き置いた育児メモが「ナルちゃん憲法」です。これは、当時子供を預けて働く一般家庭の母親たちの子育て指針としても共感を呼んだそうです。

一人ひとりに必要な自主憲法

そして、自主憲法ですが、これは個人として拠って立つところを定めたものになります。国家の憲法といえば、国家の統治体制の基礎を定める法であり、国家の根本法です。

個人の憲法であれば、個人として生きる上で根本的に大切にすることを定めたものになります。よく「座右の銘」といいますが、これは個人の憲法を表現したものと言っていいでしょう。そして、その銘が根底にあって、それから「生き方」や「基本スタンス」「行動指針」が決まってくるのだと思います。

ちなみに、僕の「座右の銘」は2つありますが、それは以前こちらの記事でご紹介した通りです。そして、この座右の銘をベースに自分の「生き方」や「基本スタンス」「行動指針」を定めています。

【生き方】
人さまに貢献するために精進し続けること

【基本スタンス】
目指す最終目標は、ゴールに到達することではなく、ゴールを目指す過程で自分のベストを尽くすこと

【2020年の行動指針】
余計なものを排し、自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きること

こうしたことを定め、自分が拠って立つベースに置いています。僕は、これらを自分の「基軸」と呼んでいます。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.9.13記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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