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【今日の一言メモ】・・・頑張らない時が分かる人が一流であり、「怠ける力」(=リラックスする力)を良い加減に身につける

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さて、「今日の一言メモ」第683回です。

「サンデーホリデーの日」「半ドンの日」

今日は「サンデーホリデーの日」「半ドンの日」だそうです。今から145年前の1876年(明治9年)に、官公庁で土曜半休・日曜休日制が実施されたのです。それまでは、1868年(明治元年)9月の太政官布告により、31日を除く1と6のつく日を休日としていたとか。

しかし、欧米との交易等で不便があったため、欧米と同じ仕組みに改めることにしたようです。それ以前の1871年(明治4年)から、皇居で毎日正午に大砲(午砲・ドン)を撃っており、土曜日はドンとともに仕事が終わることから、丸の内に勤める人たちの間で「半ドン」と呼ばれるようになりました

ドンは全国の都市で行われるようになり、それとともに「半ドン」という言葉も全国に広まりました。

ハンドルの遊びの重要性

週休2日制が定着したので「半ドン」という言葉は、もはや死語になりました。以前、勤務していた会社で土曜半ドンを経験していた上司や先輩は、「土曜の午後は、家には残業と称して羽を伸ばせたんだよなぁ〜。」などと懐かしんでおりました。

確かに、いつもなら夕方〜夜まで勤務しているのに、お昼で解放されたら嬉しいでしょうね。午後の半日がどれだけリフレッシュできる時間だったのか想像できます。

半ドンと聞いて、ハンドルの遊びを思い浮かべました。これは、ハンドルを少し回してもタイヤの向きが変わらない範囲のことです。なぜ、こんな遊びがあるかというと、いくつか理由があるそうです。

まず、遊びがないとちょっとハンドルを切っただけでタイヤが動いてしまい非常に運転しにくいこと。また、一般道を走るときは道路の凹凸でタイヤが動き、それがハンドルに伝わってハンドルが常時震えてしまうからだそうです。

「9対1」もしくは「8対2」の大切さ

この遊びの部分は、仕事でも私生活でも大切な役割があります。といっても加減が大事ですが。だいたい「9対1」もしくは「8対2」くらいの割合でしょうか。1や2が遊びの割合です。念の為。

僕は今、フリーランスのITコンサルタントとして働いているので、決められた就業時間も休みもありません。なので、土・日関係なく仕事をしていて、集中してしまうとずっと仕事をしてしまうことがあります。

反面、一度だらけてしまうと、なかなか集中することができないこともあります。誰も注意してくれないので、セルフコントロールが求められます。

そこで、予定を立てる時に先にサボる(休憩する)時間を決めて、スケジュール表に入れてしまいます。クライアントとのアポイントと同等の扱いで、一定の時間帯を確保してしまいます。そして、そのトータル時間が全体の1割〜2割になるように調整します。

こんな言葉もあります。

三流は、一切頑張ろうとしない人。
二流は、ずっと頑張ろうとする人。
一流は、頑張らない時が分かる人。

予定した休憩時間以外でも、集中できないときがあれば、無理矢理集中しようとししないことにしています。集中できないときは、集中しないことを意識的に選択してみることです。

忙しい日々の中で、「怠ける力」(=リラックスする力)は一つの能力であり、仕事の生産性を高める大きな武器になると思うのです。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.3.12記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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