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さて、「春分の日」から2週間が経過し、4月4日から二十四節気の第5「清明」に入りました。
桜もすっかり葉桜となり、近所は春の花々が満開になったのは昨日の記事でお伝えした通りです。
二十四節気の第5「清明」(せいめい)
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典 : Wikipedia)
二十四節気は期間としての意味もあり、4月4日から次の節気の「穀雨」前日 (4月19日) までが「清明」です。
この時期は、万物が清々しく明るく美しい頃であり、江戸時代に書かれた『こよみ便覧』には三月節に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されているそうです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、4月1日に発表した関東甲信地方の4月3日から5月2日までの天候見通しによると、晴れの日は平年並みで、気温は高め、降水量は平年並みになりそうです。
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万物が清々しく明るく美しい頃を迎えて
日本の四季は本当に素晴らしいと、毎年この時期に思います。年が明けて寒い日が続き、このまま春なんか来ないんじゃないかと思ったりもしましたが、こうしてちゃんと春は訪れます。
「清明」の意味するところが「万物が清々しく明るく美しい頃」であることを改めて確認して、いにしえの人々がこの時期を待ち焦がれていたであろうことが容易に想像できます。
あの寒々しかった街路樹の枝にも葉が茂り、若葉の緑が眩しい頃になると生命力の息吹を感じます。そんな時期を迎えても、コロナ禍は去らず再び第4波が訪れる怖れがあります。
でも、今つらく辛抱を強いられる時期を過ごすことは、将来の自分にとって糧になるのだ、と言い聞かせて負けずに過ごしていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.4.5記)