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【複利で積み重ねる】・・・緊急事態宣言下で行動は制限されるが、日々小さいことを積み重ね複利の概念で成長を期する

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閑話休題。

いよいよ4月最後の日曜日。そして、東京都をはじめとする4都府県で緊急事態宣言が発令された日です。今回は、これまでのまん延防止等重点措置では効果のなかった人流の動きを断とうと、さまざまな施設に休業要請が出され、飲食店ではお酒の提供を許さず、東京では夜8時で街灯以外の照明、ネオンサインなどの消灯が求められています。

事業者の悲鳴や、一般人の不平などにかかわらず、強い措置を取ろうとしています。それだけ変異型ウィルスの脅威が大きく、こうした措置に駆り立てているようです。変異型ウィルスは、今までのウィルスに比べて100倍から1000倍の量のウィルスが飛沫に含まれているといいます。

それが、高齢者層だけでなく若年層まで感染リスクを高め、重症化率を高めている要因です。病床数は世界一でも、感染症対応力が非常にプアな日本の状況では、とにかく人との接触を最小限に留めて家に籠もるしかないのでしょう。

今回の緊急事態宣言は、5月11日が一応の期限とされています。今日からの17日間でどれだけ封じ込めるか分かりませんが、まずは変異型ウィルスから自分自身を守る必要があります。そして、それが大切な家族や他の人を守ることにつながるはずです。

そんな今日は、外出を自粛する中でも日々成長するために必要な考えを書いてみます。

複利の概念

金利の世界に複利という概念があります。もしも、年率10%という金利が存在したと仮定すると、元本100万円が1年経てば10万円の利息がついて110万円になります。

単利であれば、単純に利息が毎年10万円ずつ積み重なっていきます。5年経ったら150万円になるということです。

それに対して、複利であれば、1年後の110万円に対して10%、すなわち11万円の利息がつきます。こうして2年目は121万円、3年目は133.1万円、4年目は146.4万円、5年目は161.1万円と増えていくのです。

単利と複利では、元本100万円に対して、5年間で実に11.1万円もの利息差額が発生するのです。

複利の概念を日々の成長に応用する

複利の概念を、日々成長を積み重ねていくことに応用したらどうなるでしょう?

例え、1日の成長が0.01%という微々たるものであったとして、 日々単利で回るとすれば、1年で3.65%増、2年で7.3%増、3年で10.95%増、4年で14.6%増、5年で18.25%増、10年では36.5%増です。

それが複利で回れば、1年で3.7%増、2年で7.6%増、3年で11.6%増、4年で15.7%増、5年で20%増、10年ともなれば44%増と、その差は年を経る毎に歴然です。

まあ、これは計算上の話しですが、日々の微差が積み重なると大きな差になることは事実だと思います。

どんなに大きな木も遡れば、ほんの小さな種から芽を出し、少しずつ育ち若木となり、1年経つ毎にその年輪を重ねていくものです。

一気に大木に育つのは、映画「となりのトトロ」でさつきとメイが夢の中で見るシーンに登場する木くらいでしょう。

人間も同じことだと思います。どんなに立派な人でも、ある日突然立派になったわけではなく、少しずつ少しずつ失敗したり成功したりの経験を積み重ねることで到達した姿だと思います。

コロナ禍で行動が制限される中ですが、ネットを活用するなど小さいことを積み重ね、複利の運用を心がけることで成長を加速させていきたいものです。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2021.4.25記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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