Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【八十八夜】・・・どうしたら危機感を共有し、「呉越同舟」の関係になれるか考えるが妙案が浮かびません……

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閑話休題。

「八十八夜」

さて、今日5月1日は、雑節のひとつである「八十八夜」です。立春(今年は2月3日)を起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)を八十八夜というのです。

ちなみに、雑節(ざっせつ)とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより的確に把握するために設けられた、特別な暦日のことです。

一般に、節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日の9つが雑節と呼ばれています。

八十八夜の日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするそうです。

「退位礼正殿の儀」でのお言葉

そして、平成から令和に移り変わったのが2年前の今日5月1日でした。その前日、2019年(平成31年)4月30日に行われた「退位礼正殿の儀」で上皇陛下は次のように述べられました。

象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。

明日 (あす) から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。

「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。」とのお言葉に深い感銘を受けたことを覚えています。ほとんどの人が、いやいや感謝しなきゃいけないのは我々国民の方です、と思ったのに違いありません。

そして、最後は「ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。」という祈りの言葉で締め括られました。日々祈りを捧げておられる陛下ならではのお言葉です。

「呉越同舟」

しかし、その上皇陛下の祈りも空しく、現在は昨年から続くコロナ禍に覆われたままです。大阪の医療現場は、まさに災害時と言ってもいい状態です。

現在は、緊急事態宣言が再び発出され、外出自粛、営業自粛、酒類の提供禁止などが続き、人々の心が荒んできています。

また、度重なる自粛要請に耐えかねて行動を抑えられない人の増加を止められません。お酒が飲めない地域があるなら、飲める地域に移動すればいいや、となんの良心の咎めもなく行動する人が多くいます。

変異型ウィルスの感染力の高さ、重症化リスクの高さをどんなに聞かされても馬耳東風、自分には関係ない、自分だけは大丈夫という「正常性バイアス」から逃れられないのでしょう。

緊急事態宣言の発出も3回目、あまりにも長い自粛要請期間に耐えきれずにいることは容易に想像できます。そうした人たちにいくら小池都知事が繰り返しメッセージを発しても届きません。

ここは、どうしたら危機感を共有し、「呉越同舟」(仲の悪い者同士でも、同じ困難や利害のために協力すること)の関係に持っていくことができるか知恵を絞らないといけません。

とはいえ、ではどうしたらいいのかと考えると……う〜ん、妙案が浮かびません。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.5.1記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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