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さて、「今日の一言メモ」第721回です。
「重箱の隅をつつく」
重箱の隅をつつくとは、どうでもいいような細かいことばかり取り上げて、口うるさく言うことの例えです。
重箱は料理を詰める箱形のふた付き容器で、その四隅に残ったものを楊枝でつついて食べるという意味からこう言われるようになりました。
余計な事にばかり神経を使う、あるいは、こせこせしたような態度をなじるときに使う言葉です。
重箱の隅をつつくことも時には大事
どうでもいいような細かいことばかり注意する職場の上司などを揶揄して言いますが、それでも「神は細部に宿る」というように、細かいところもあだやおろそかにしてはいけないこともあります。
「木を見て森を見ず」と言いますが、森全体を眺めて手入れが必要な木を見つけたら、その木に集中して細かいところまで面倒を見ることが必要です。
自分会議の勧め
毎日いくつかのメルマガが配信されます。その中の一つに以下の記述がありました。
「自分会議」とは、
自分社長
自分部長
自分課長
自分係長
の四人で
話し合う
重要な会議です。
自分が社長だったら
自分が部長だったら
自分が課長だったら
自分が係長だったら
どんな
話し合いをするのか、
想像しながら
進行します。
時間は15分。
組織で働いている方なら、違う立場で物を考えてみることの重要性はよくご存知でしょう。それをこの「自分会議」ということで習慣化してみるのは良さそうです。
これなら通勤電車の中や、入浴中など一人で沈思黙考できる時間に気軽に実施できます。会議室もZoomも必要ありません。
これで、自分一人で以下の視野を持つことができます。
「鳥の目」(マクロ的視野)
「虫の目」(ミクロ的視野)
「魚の目」(流れを把握)
「着眼大局、着手小局」といっても、日頃の仕事に忙殺されていると、なかなか難しいですから。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.5.17記)