Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・知っている・分かっているから、できている・やれている段階に到達するためには、繰り返し反復して実行する必要がある

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第826回です。

「うるしの日」

今日11月13日は「うるしの日」です。これは、今から36年前の1985年(昭和60年)に、日本漆工協会が制定した記念日です。

平安時代に、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が、京都・嵐山の法輪寺に参詣した時に「うるしの製法」や「漆器の製法」を虚空蔵菩薩から伝授されたという伝説から、その満願の日である11月13日を「うるしの日」に制定したということです。

その漆塗りの器は、木地製作→手塗り(下地塗・上塗)→加飾(蒔絵・沈金)という工程を経て、一つの作品が出来上がります。そして、そのどの工程をとっても、さらにいくつもの工程を経ます。(こちらのサイト参照)

(クリックで拡大)

漆塗りというと、何度も何度も重ね塗りを行う、というイメージですが、漆器として完成するまでに気の遠くなるような工程があるのです。

完全に自分の物とするには、何度も繰り返し刷り込む必要がある

自分の人生は、とうに60年を超えましたが、日々学ぶことは尽きず登場します。

特に、人生の「あり方」(Being)を学び、「やり方」(Doing)を知ることが大切です。そうしないと、木を見て森を見ずになり「着眼大局、着手小局」を実践できません。

ところが、「頭で理解して知っている、分かっている」つもりになっても、本当に自分の物になっているかというと、なかなかできていない、やれていないものです。

というわけで、何かを学んで、それをなんとか身につけたいと思ったら、その内容を書き留める・何度も見直す・実際にやってみることを繰り返す、といったことをするしかないわけです。

漆塗りの如く、何度も何度も塗り重ねることで、すぐに剥がれ落ちるようなメッキ貼りではない、ホンモノにやっと近付けるのだと、つくづく感じています。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.11.13記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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