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さて、「今日の一言メモ」第840回です。
「備えあれば憂いなし」
「備えあれば憂いなし」とは、普段から準備をしておけば、いざというとき何も心配がないという意味です。
中国最古の歴史書『書経』説命中に、「これ事を事とする(するべきことをしておく)乃ち其れ備え有り、備えあれば患い無し」とあるのに基づくそうです。
「正月事始め・煤払い・松迎えの日」
今日12月13日は「正月事始め・煤払い・松迎えの日」となっていて、年神様を迎える準備を始める日とされています。昔はこの日に、門松やお雑煮を炊くための薪等、お正月に必要な木を山へ取りに行きました。
年神様は、家々に1年の実りと幸せをもたらすために、高い山から降りてくると考えられている新年の神様です。
正月に門松やしめ飾り、鏡餅を飾ったりするのは、すべて年神様を心から歓迎するための準備なのです。年神へのお供えものが「お節(せち)」であり、年神から与えられる魂が「お年玉」だということです。
正月を迎える準備とともに、来年の備えをする
例年12月12日に選ばれる「今年の漢字」ですが、今年(2021年)は12日が日曜日だったため、今日発表されました。選ばれたのは「金」です。「金」が選ばれたのは2000年、12年、16年に続き4回目で最多です。
選者の日本漢字能力検定協会によると、東京五輪で日本人選手が多数の「金」メダルを取ったことや、大谷翔平選手が大リーグでMVPを獲得、藤井聡太さんの最年少四冠達成など各界で「金」字塔を打ち立てたことなどを挙げています。
昨年に続くコロナ禍で、1年の多くを緊急事態宣言が発出された中で過ごしましたが、東京オリンピック・パラリンピックは明るい話題を届けてくれてありがたかったです。その開催を巡っては議論がありましたが、結果的に大きな問題なく開催できたことは良かったのではないでしょうか。
そして、いよいよ新年を迎える準備をする頃となりました。年内にあれやこれやと片付けなければならないことはありますが、こういうときは日常を離れた場所でじっくり考えたいものです。
というわけで、今、北に向かう新幹線の車中でこのブログを書いています。そして、今日から3日間、高原のホテルに籠もって一人構想会議を行ってきます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.12.13記)