(画像出典元はこちら)
さて、『今日の一言メモ』第864回です。
「人生朝露の如し」
「人生朝露の如し」(じんせいちょうろのごとし)とは、人の一生は短くはかないものだということの例えです。
朝日が出ればすぐに消えてしまう朝露のように、人生ははかなくて短いものだという意味です。中国の歴史書 『漢書・蘇武伝』の、前漢時代に李陵が蘇武に会い、健康を気遣って「人生、朝露の如し。何ぞ自ら苦しむこと此の如き」と言い、降伏を勧めたという話に基づくそうです。
「最後の授業」1〜9 by ランディ・パウシュ
「最後の授業」という動画がYouTubeにアップされています。この動画は、僕が心の「あり方」を整えるため、年に一度は見て耳を傾けているものです。
初めてこの動画を見た時は、魅入られたように一心不乱に見てしまいました。そして、本当に身体が震えました。
YouTubeの紹介文を、引用させて頂きます。
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2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグ。ハイテクの街として知られるこの地に本拠を置くカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った。
教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。バーチャルリアリティの第一人者と称される人物だ。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、実はこのとき、彼には長年親しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞。医師から告げられた命の刻限は「あと3カ月から半年」。
こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のころからの夢を本当に実現するために』。それは、学生向けに講義をするふりをしながら、まだ幼い3人のわが子に遺すためのメッセージだった——。
アメリカではネット動画にアップされるやまたたく間に600万ものアクセス数を獲得したという、心揺さぶられるメッセージ。
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1〜9まであるので長時間になりますが、一見の価値ありです。また、以下の書籍も出版されています。
ランディ・パウシュ氏は、47歳という若さでこの世を去りました。しかし、彼が生前この世に残してくれたこの授業は、この世の宝物だと思います。
彼の言葉を繰り返し繰り返し聴くことで、その言葉が自分の内面に取り込まれ、心の「あり方」を整えてくれます。そして「生きる」という意味を深く考えさせてくれます。僕は自分の誕生日にリマインダーを設定して、毎年彼の言葉に耳を傾けています。
不思議なことに、1つ年齢を重ねると同じ自分なのに、同じ言葉なのに、その感じ方が変わってきます。その言葉が持つ重みや深さの受け止め方が変わってくるのです。
だから、毎年書かさず聞く意味があると思っています。そして、これからも生きている限り、誕生日には耳を傾けたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.2.2記)