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さて、『今日の一言メモ』第868回です。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」とは、できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるという意味です。
どんなことでも強い意志を持ってやれば必ず成就するということで、やる気の大切さを説いた言葉になります。
江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山が家臣に「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という歌を教訓として詠み与えたという話は有名です。
諦めることを諦める
北京オリンピックも後半戦に入り、不可解な判定や規定違反の失格、ドーピング疑惑などゴタゴタはあるものの、選手たちが真摯に競技に取り組む姿には胸を打たれます。
そんな中で、羽生結弦選手が競技を終えた直後のインタビューで「努力しても報われないことがある」という言葉を発していました。後日のインタビューでは、スコアに表れなくても満足のいく演技ができたとも語っていました。そして、今後も挑戦を続けていく意思を表明しました。
その姿を見ていて、ナポレオンの「信念の力」という詩を思い出しました。それは、次のような内容です。
信念の力
もしあなたが負けると考えるなら、あなたは負ける。
もしあなたがもうダメだと考えるなら、あなたはダメになる。
もしあなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと考えるなら、
あなたは絶対に勝てない。
もしあなたが失敗すると考えるなら、あなたは失敗する。
世の中を見て見ろ、
最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか。
すべては「人の心」が決めるのだ。
もしあなたが勝てると考えるなら、あなたは勝つ。
「向上したい」「自信をもちたい」と、もしあなたがそう願うなら、
あなたはそのとおりの人になる。
さあ、再出発だ。
強い人が勝つとは限らない。
すばらしい人が勝つとも限らない。
「私はできる」そう考えている人が結局は勝つのだ!
羽生結弦選手は、自分はまだまだできる!と考えているのだと思います。それに引き換え自分はどうでしょう。二度、三度の失敗くらいで、「人間、諦めが肝心だよね」などという言葉に逃げて諦めてしまいがちです。
ここはやはり、諦めることを諦めよう、と自分に言い聞かせて進んでいくしかないでしょう。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2022.2.16記)