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閑話休題。
さて、3月がスタートしました。一気に新たな季節到来を感じます。そんな今日は、二十四節気第2の「雨水」の末候である「草木萠動」(そうもくめばえうごく)のスタートでもあります。
七十二候
二十四節気(にじゅうしせっき)は、1年を24等分し、その分割点(節気) を含む日に、季節をあらわす名称をつけたものです。立春・雨水・啓蟄・春分・・・と続きます。
その二十四節気を、さらに5日(または6日) ずつの3つ(初候、次候、末候) に分けた期間のことを、七十二候(しちじゅうにこう) といいます。
その6候、すなわち「雨水 末候」である「草木萠動」(草木萌え動く)が、今日3月1日にスタートするのです。
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コロナが今年も影を落とす春本番
3月、沈丁花(じんちょうげ) 、草木萌え動く、そしてあと4日で二十四節気の「啓蟄」(冬籠りの虫が這い出る)と聞けば、何やら心が浮き立ってきます。
そして、3月は卒業の時期でもあります。中学・高校・大学などに進学する人、新たに社会人として巣立つ人など多くの人が別れを経験し、そして、新たな出会いが待っている4月を迎えます。
でも、コロナ禍が今年も影を落としています。オミクロン株の新規感染者数の増加率は鈍化していいるものの、病床使用率が高止まりしているため、まん延防止等重点措置が首都圏、中京圏、関西圏の10都府県でさらに延長されるようです。
これにより、今年も卒業式のやり方が例年通りとはいかなくなりそうです。特に小学校や中学校の卒業式は、一生の思い出になるはずですが、離れた席に座り、校歌も歌えず、父兄は離れた教室からリモート参加という思い出を残させるのは本当に可哀想です。
また、遠く東ヨーロッパでは明日の命も知れないウクライナの子ども達がいます。そうした子ども達に、一刻も早く春が訪れて欲しいと祈る3月初日の午後でした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.3.1記)