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さて、『今日の一言メモ』第907回です。
「言うは易く行うは難し」
「言うは易く 行うは難し」(いうはやすく おこなうはかたし)とは、何をするにしても、口で言うのは簡単だが、それを実行するのは大変難しいということの教えです。
中国・前漢の時代に書かれた書物『塩鉄論』に、「言う者は必ずしも徳有らず。何となれば、これを言うは易くして、これを行うは難ければなり」とあるのに基づくそうです。
「口先男(女)」にならない
言うことだけは立派な「口先男(女)」は、どこにでもいるものです。「じゃあ、やってみたら?」と言いたくなります。
あと、いろんなことを成し遂げた人に対して「それは俺がずっと前に考えたことだぜ」とバカにした口調で言う人がいます。「じゃあ、なんでやらなかったの?」と聞きたくなります。
なんでも「実行」することは大変なんです。いろんことを「知っている」「分かっている」のと、それを「やっている」「できている」との間には雲泥の差があります。
また、実際にやろうとして、「やっぱり、できないかも……」「失敗したらどうしよう……」と躊躇してしまうこともあるでしょう。
「やり続ける」と公言(宣言)する
やりたい人 1万人
やる人 100人
続ける人 1人
と言います。
なんとか1回やってみても、それでうまくいかないと諦めてしまい、2度とやらなくなってしまう人もいるでしょう。他にもいろんな理由で三日坊主になる人が、100人中99人いるということです。
その一因は、誰にも言わずにこっそり一人で始めたことにあるかもしれません。誰も自分が始めたことなど知らないから、やめても恥ずかしくないよね……という感覚でしょうか。
最初から「やり続けたい」という気持ちがあるのなら、それをSNSなりブログでまず公言(宣言)し、その取り組み経過を継続的に発信することを自分に課してみてはどうでしょうか?
少なくとも他人の目を意識することで、自分を追い込むことができます。毎日やり続けることが望ましいですが、最低でも週に2〜3回やり続けることができれば、半年後・1年後・2年後、遅くとも3年後には大きな差が生まれているはずです。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2022.5.27記)