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さて、二十四節気がまた一つ進み、今日は「夏至」です。
二十四節気の第10「夏至」(げし)
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典 : Wikipedia)
夏至は、1年で最も昼が長い日です。夏至では、太陽は北回帰線上にあるため、北半球では昼が最も長く、夜が最も短くなります。次の画像は、僕が住む横浜市の日の出と日の入りの時間です。日の出から日の入りまで、14時間34分もあります。
「夏至」は、期間としての意味もあって、この日から、次の節気の小暑前日(7月6日)までを指します。
暦の上では、立春から立夏までが春、立夏から立秋までが夏、立秋から立冬までが秋、立冬から立春までが冬というように定められています。よって、正月・2月・3月を春、4月・5月・6月を夏、7月・8月・9月を秋、10月・11月・12月を冬としているのです。
なお、気象庁は、季節を表わす用語として、春は3〜5月、夏は6〜8月、秋は9〜11月、冬は12〜2月と公式に定めているそうです。ただ、学校や官公庁・企業などでは、春期を4月から6月、夏期を7月から9月、秋期を10月から12月、冬期を1月から3月と分けているケースがほとんどです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、6月16日に発表した関東甲信地方の6月18日から7月17日までの天候見通しによると、平年と同様に曇りや雨の日が多く、気温は高めで、降水量はやや少なめになりそうです。
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自由に過ごせる夏のありがたさ
二十四節気で見れば、七夕の7月7日が小暑、同23日に大暑、8月7日には立秋、同23日に処暑、9月8日に白露、同23日に秋分を迎え、昼と夜の時間が同じになります。
明日からは昼と夜の長さが逆転し、日に日に昼が短くなりますが、夏の暑さはこれからが本番です。立秋となる8月7日頃に暑さはピークを迎え残暑となりますが、今年はどうでしょうか。
去年の夏至を振り返ると、東京などでは緊急事態宣言がまん延防止等重点措置に移行した日にあたります。そして、この日から酒類提供の自粛が緩和されました。僕が住む神奈川では、4人で90分まで、11時から19時までの制限付きでお酒が飲めるようになったのです。やっと外で美味しい生ビールが飲めるようになって、大いに嬉しかったことを思い出します。
今は、そうした制限もなく自由にお酒が飲めることが感慨深いです。まるで、当たり前のように今の自由を満喫していますが、ついこの間までは自粛、自粛の日々だったことを忘れてはいけないと思います。
今の自由が当たり前のことではなく、辛抱を重ねてやっと手に入れた貴重なものであることを改めて意識していたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.6.21記)