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さて、『今日の一言メモ』第957回です。
「青天の霹靂」
「青天の霹靂」(せいてんのへきれき)とは、予想もしなかったような事件や変動が、突然起きることです。
青く晴れ渡った空に、突然激しい雷鳴が起こることから、予期しない突発的な事件が起こることを指しています。
陸游の詩『九月四日鶏未だ鳴かず起きて作る』に「青天に霹靂を飛ばす」とあるのに基づくそうです。
「一寸先は闇」
なぜ「青天の霹靂」と感じるかというと、青く晴れ渡った空に、突然激しい雷鳴が起きることは想定していないからでしょう。
でも、ここ数年はどんなに晴れていても突然ゲリラ豪雨が襲ってくることを何度も経験するようになりました。そんな経験を重ねると、どんなに晴れていてもバッグに折り畳み傘を忍ばせるようになります。少々荷物が増えても、ずぶ濡れになるよりはいいですからね。
このような心の備えは必要だと思います。人間生きていれば、一寸先は闇と言います。どこに落とし穴が待ち構えているか、病気が発症するか、事故に遭うか分かりません。
できることなら避けたいことですが、そんな目に遭遇する可能性はいつでもあります。
「来たな、お主…」と冷静に受け止める
その時に、アタフタと慌てふためいても碌なことはありません。そんなこともあり得るのだと覚悟を決めておき、その時になったら「来たな、お主…」と受け止めて、冷静に対応したいものです。
今や2人に1人はガンにかかると言います。ガンを告知されたらほとんどの人が、青天の霹靂と感じるかもしれません。なので、いつガンの告知を受けても、いよいよ来たかと冷静に受け止めたいと思っています。
でも、ガンも以前ほど恐れる病ではなくなってきてます。また、早期発見する検査技術も進んでいます。僕の友人がお手伝いしている会社が開発した「N-NOSE」という線虫による検査では、尿1滴で多くのガンがステージ0の段階で検知できるようになるそうです。(こちらのサイト参照)
今はテレビでもCMが流れているので、ご存知の方も多いかもしれません。こうした科学技術の進歩で不治の病と言われたガンもどんどん治療可能な病気になってきています。正しく怖れて的確に対応していきたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.8.10記)