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【今日の一言メモ】・・・失敗したときは、なにかを発見するチャンスと捉え真剣に考える

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(画像出典元はこちら

さて、『今日の一言メモ』第1068回です。

「セレンディピティの日」

今日1月28日は「セレンディピティの日」です。今から266年前(1754年)の今日、イギリスの政治家にして小説家であるホリス・ウォールポールが、初めてこの単語を使った事がその由来だそうです。

セレンディピティ(serendipity)とは、彼が生み出した造語であり、彼が子供のときに読んだ『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』という童話にちなんだものだとか。

この言葉の持つ意味は、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指しています。

何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見する「能力」を指すのだそうです。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得て、幸運をつかみ取る能力ということになります。

「ポスト・イット」

現在、最も普及しているメモ用紙の一つに「ポスト・イット」があります。貼ってもすぐに剥がせる糊の発見があってこその製品ですね。

その糊の発見は、たまたま糊の開発過程で接着力の弱いものができてしまった、といういわば失敗の産物であったことは、有名な話です。

意図せず、別の価値あるものを発見した、ということは、まさしく「セレンディピティ」でしょう。それも、いろんな実験をして、試行錯誤を重ねる中で辿り着いたものです。

試行錯誤といえば、我々が生きていること自体が、試行錯誤の積み重ねです。あれこれと良い方向を目指して試行錯誤しても、失敗したり、ずっこけたりすることはたくさんあります。

でも、そんな中で思わぬ副産物に出会うこともあると思います。例えるなら、参考文献を探しに図書館に行ったら、廊下で人とぶつかって、その人が落とした書物が探していた参考文献だったり・・・そうして出会った人が素敵な異性で、その後のお付き合いに発展したり・・・

あ、これでは単なる妄想ですね・・・

いずれにしても、いろいろぶつかろうが、ずっこけようが、前向きに行動しているうちに「セレンディピティ」が生まれる可能性があるわけです。

なにか失敗した時は、学べるチャンスが到来したとき

科学の発展には、さまざまな失敗がつきものです。一つの仮説を立て、実験を経て検証していく作業にしても、何百回いや何千回失敗しても諦めずに探求した結果が成果となっていますよね。

iPS細胞の作製により、2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授の言葉が今でも記憶に残っています。

実験が失敗したということは、
うまくいかないことを証明したということであり、
そのことが意味を持つ

一般人である自分も、日々いろんなことに失敗しますが、その時は失敗から何が学べるのか真剣に考え、成長する機会にしたいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・・・・
(2023.1.28記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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