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【あれから12年】・・・今ある日常に、感謝の気持ちを忘れちゃいけないと改めて思う日

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閑話休題。

あれから12年

2011年(平成23年)3月11日 金曜日の14時46分18秒に発生した東日本大震災、あれから12年が経ちました……。

消防庁が2023年3月9日に発表した資料によると、亡くなられた方は1万9,765人、行方不明の方が2,553人となっています。

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復興庁が2023年3月7日に発表した資料によると、2月1日現在でまだ約3.1万人の方々が避難生活を余儀なくされています。プレハブ型仮設住宅は災害公営住宅に姿を変え、住居の問題は解消されつつありますが、被災された方々の心は、まだまだ復興にはほど遠いようです。

被災された方の言葉は重い

以下は、震災後目にした被災された方の言葉です。

3月11日を忘れないようにしよう、ということは、よく言われます。

しかしその日は、忘れないようにする日ではなく、忘れられない日です。

忘れたいのに忘れられない日が3月11日です。

いちばん忘れちゃいけないのは、なんてことない、ほんとうになんでもない日々です。

幸せだったはずの、前の日なんじゃないかと思います。

今ある日常に、感謝の気持ちを忘れちゃいけない

あれから12年、ともすれば記憶が “風化” していることに気付かされます。でも、被災された方にとっては、風化しようがない出来事だったのです。

人間はどんなに悲しいことがあっても、「日にち薬」のお陰で長い時間をかけて悲しみを癒やすことができます。

でも、昨日まであった当たり前の生活、家、思い出の品々・・・そうしたものが津波で一瞬にして押し流され、さらに、愛する家族・家族も同然のペット・親戚・友人を失った悲しみは、10年余りの時間では到底癒えるものではないでしょう。

そして、今はまだ未災者である自分も、いつ被災者になるか分かりません。それまでは朝起きたときには昨日と同様元気に朝を迎えられたことに感謝し、夜寝るときには無事に一日を過ごせたことに感謝して過ごしていきたいと思います。

地震発生時刻の午後2時46分に、鎮魂の黙祷を捧げた午後に・・・

・・・・・・・・・・・・
(2023.3.11記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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