ゴールデンウィーク最後の4連休に、突然愛機iPhone5のカメラのピントが全く合わなくなり、撮影に耐えなくなりました。
4月の下旬には、Appleから「iPhone 5 スリープ/スリープ解除ボタン交換プログラム」が発表されたところです。
更に、昨年末頃からバッテリー残量が50〜60%と表示されていても、突然シャットダウンしてしまい、充電を開始しないと起動できないという事象に時々悩まされていました。
というわけで、「アップルストア銀座」のGeniusBarを予約し、iPhone5のフルバックアップをiTunesでとって、昨夕行ってきました。今日は、その顛末を書いてみます。
「アップルストア銀座」は平日なのに凄い人!
予約時間の10分前にお店に着いて、正面奥のエレベーターに進みます。
すると、エレベーター前で、お店の人がお客さんに「GeniusBarは混んでいるので、予約の方以外はご遠慮頂いた方が…」と話しています。(^^;
シースルーで店内が見えるエレベーターから見ていると、1階〜3階は平日らしく閑散としています。
ところがGeniusBarがある4階に着くと、風景が一変しました!
なんと、予約せずに来店した人が窓際にずらっと並んで、辛抱強く待っているではありませんか…
「うわっ、これは予約していても相当待たされるな…」と、瞬間思いました。
おひげを生やしたゴッツイ感じのお店の人に予約時間と名前を言うと、「お恥ずかしいことに、iPhone5リコールで混んでいまして、大変申し訳ありません。」とえらく丁寧に言われてビックリしました。
「人は外見で判断してはいけないな…」と改めて思っていると、真ん中のテーブルで待つように言われました。
予約時間ちょうどに対応開始、10分で本体交換完了!
待つこと数分で、予約時間になりました。
するとGeniusBarのカウンター越しに「富田さん!いらっしゃいますか?」と大きな声で呼ばれて、またまたビックリします。
そんなに混んでいなくても、予約時間からだいぶ遅れて呼ばれるのが常です。たぶん初めて、予約時間通りにカウンターの椅子に座ることができました。
ネットで予約した時に、症状と既にやってみた対応を書いておいたので、対応はスムーズに進みます。
カメラアプリを起ち上げて、ピントが合わないことを素早く確認。
お店側で用意している診断アプリで、リコール対象のモデルであることを確認。続いて、診断が進みます。
そして、「バッテリがだいぶ劣化してますね。」と診断アプリの画面を見せられます。なんと、本来充電できるはずの最大容量の40%程度しか充電できない状況だとか。
iPhoneのバッテリー残量(%)表示は、まったくアテにならなかったわけです。
購入してから1年半が経過していて、無償保証期間はきれていたので、対応を相談されます。
事前に費用も確認して本体交換を覚悟していたので、迷わず「交換でお願いします。」と申し出ました。
そして、新品が引き出しから取り出されると、SIMカードの抜き差し、一定の動作確認、不具合モデルの「すべてのコンテンツと設定を消去」の実行、とスムーズに進みました。
専用iPadの画面で、修理完了の確認サインをします。
そして会計です。いつも通り、お店の人が手元の専用iPhoneでクレジットカード決済をしてくれます。税抜き26,800円、消費税2,144円、合計28,944円でした。
これもiPhoneの画面に、クレジットカード裏面のサインと同じに指先でサインすることを求められます。小さい画面に指先でサインをするのは難しいですね。
そして、生まれ変わったiPhone5を渡されて、椅子を立ちました。ここまで、案内されてから丁度10分!なんというスピード対応でしょう!
お店の人の対応が迅速丁寧であったことは勿論ですが、以下2点を事前にしておくことが、GeniusBarをスムーズに利用するコツですね。
- 予約はネットで行い、その時に症状の詳しい内容、とった対応がある場合はそれも詳しく書いておく
- 忘れずにフルバックアップをiTunesにとっておく (iCloudでは復元後にアプリをダウンロードする必要あり)
帰る途中で、Appleからサービス内容が記されたメールが届きました。
iOSのアップデートと復元、アプリの再設定
iOSのバージョンが古くて、そのままではバックアップから復元できません。アップデートは、WiFi環境下でないとできないので、自宅に戻ってから作業しました。
iOS7.1.1にアップデートしてから、iTunesから復元作業をしました。
バックアップは暗号化していなかったので、復元作業完了後に、IDやパスワードの入力が必要なものは、iPhoneアプリで順次登録していきます。
これで、以前と同じ環境が戻ってきました。ふぅ〜・・・
普段はなにげなく当たり前のように使っているiPhoneですが、うまく動かなくなると途端に困ります。
普段の生活になくてはならないツールを、普通に使えることがどんなにありがたいか、改めて痛感した次第です。
人間もiPhoneも「無事これ名馬」ですね。普段から更に大切に使ってあげることにします。
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さて、以上が三重苦だったiPhone5が新品に生まれ変わった顛末です。
ではまた!(^_^)
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(2014.5.8記)