「今日は何の日?」シリーズ第69弾です。
東海道新幹線の0系電車 さよなら出発式
今から15年前、1999年9月18日に、東海道新幹線の「さよなら0系 出発式」が行われました。
0系電車は、この後、山陽新幹線で引き続き運行されましたが、2008年11月30日に定期営業運転を終了し、同年12月14日のさよなら運転をもって営業運転を終えたのです。
新幹線0系電車とは
新幹線0系電車は、日本国有鉄道(国鉄、現・JR東日本)が、1964年 (昭和39年) の東海道新幹線開業用に開発した、初代の新幹線電車です。
1964年といえば、あの東京オリンピックが行われた年です。新幹線をはじめ、首都高速、東名・名神高速など日本を挙げて、さまざまな整備が急ピッチで行われていました。
新幹線0系電車は、世界ではじめて200km/hを超える運転を達成しました。
「夢の超特急 ひかり」
新幹線構想を初めて聞いたのは、幼稚園に通っていた頃です。「夢の超特急 ひかり」と呼ばれていました。
その頃、富士山をバックに試験走行する新幹線の写真を見て、皆でこぞって画用紙にクレヨンで新幹線の絵を描いた記憶があります。
世界で一番速い電車が、この日本で走る。それはもうワクワクしたものです。
最新の新幹線に比べると、ジェット機とプロベラ機ほどの違いを感じますが、ほぼ四角い電車しかなかった当時、丸みを帯びた先頭の形状と、青と白に塗り分けた流線形の姿で登場した「夢の超特急 ひかり」は、超カッコイイものでした。
あの第二次世界大戦の敗戦で、全てが焼け野原になってから、わずか10数年で世界一の電車を走らせるまでになった日本、凄いことだと思いませんか?
その開発秘話を昔読んだことがありますが、技術者達のパワーと執念は凄まじいものがありました。
そんな技術立国でもあった日本のパワーを、取り戻して欲しいものです。そして、二番目ではなく、世界一と誇れるものを残していくことが、これからの日本を支えていくことになるのではないでしょうか?
・・・と、そんなことをつらつら考えた、秋深まりゆく木曜日の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2014.9.18記)