「今日は何の日?」シリーズ・ライト版です。
今週に入って、さまざまな報道番組で特集が組まれていますが、今から20年前の1995年1月17日に、あの「阪神・淡路大震災」が発生しました。
最大震度7の激震が…
1995年 (平成7年) 1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部沖の明石海峡を震源として、マグニチュード7.3の大地震が発生しました。
戦後に発生した地震では、1946年 (昭和21年) の南海地震や、1948年 (昭和23年) の福井地震を大きく上回り、当時の地震災害としては戦後最大規模の被害となってしまいました。
冒頭の写真は、国道の上を走っている阪神高速道路神戸線が橋脚ごと横倒しになったものです。
僕が以前勤めていた会社で大阪支店に勤務していた1983年〜1986年の間、営業で神戸担当だったこともあり、よく車で下の国道も上の阪神高速も走っていた場所です。
ニュースでこの映像を見た時には、言葉を失ってしまいました…
震災の教訓は
あの東日本大震災からまもなく4年が経とうとしています。復旧もまだまだ端緒に付いたばかりという印象を受けます。
阪神・淡路大震災から20年経った今、神戸の中心街の映像を見ると、ビルなどのハード面は復旧なった感があります。
しかし、住んでいる方々の意見を聞くと、復興にはまだまだ途遠いと口々にお話しされています。
地域の繋がり、人との繋がりなど、震災前にあったソフト面が破壊されたままになっているとのことです。
特に若者がこの地を離れてしまい、高齢化が更に進んでいることが大きな要因のようです。
このブログでも何度か書いていますが、昨日までの何気ない日常が突然奪われる悲しさ、つらさはいかばかりでしょうか。
こうして今日も何気ない日常を過ごせる幸せに思いを致し、感謝したいと思います。
・・・そして、今朝見たNHKの番組で、神戸の高校生が言った言葉がなんとも頼もしく、胸が温かくなりました。
「これまで人に話したことがなかったのですが、自分は将来何事かが起きた時、人に頼られる、人のお役に立つおじさんになることが夢です。」
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.1.17記)