さて、今日の日付語呂合わせは、「 7 (ナ) 4 (シ) 」で「梨の日」だそうです。
「梨の日」の由来
鳥取県東郷町(現 湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が2004年 (平成16年) に制定した記念日です。
東郷町では、二十世紀梨栽培が町の基幹産業でしたが、輸入果物の増加などによって出荷量が減少していました。
そのため、活気溢れる産地を取り戻すために、さまざまな生産販売振興策に取り組んでいるとのことです。
「梨の日」に思うこと
梨といえば、二十世紀梨をはじめ、幸水・豊水・新高などいろんな種類がありますね。
いったい、どの位の種類があるのでしょうか?
なんでも江戸幕府が1735年に調査した時は、既に150もの品種が記録されているそうです。
現在では、幸水、豊水、二十世紀、新高の4品種だけで、収穫量の約9割を占めていますが、いずれも19世紀後半〜20世紀前半に発見あるいは交配された品種だとか。
2010年の調査ですが、梨の品種ごとの栽培面積は次の通りになっていました。
そしてさまざまに交配された品種の系統図は次の通りです。
なるほど・・・こんな風に交配されて現在の品種があるのですね。
夏の暑い時期に、冷やしてジューシーな梨の甘みはなんとも堪えられません。
梨の旬までは、もう少し間がありますが、早くあの味わいを楽しみたいと思った「梨の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.7.4記)