「一太郎の日」の由来
今から30年前の1985年 8月28日に、パソコンソフトの日本語ワードプロセッサ「一太郎」の初代バージョンが発売されました。(ヒストリーはこちら)
これを記念して、発売元の株式会社ジャストシステムが発売から25周年にあたる2010年に制定した記念日です。
「一太郎の日」に思うこと
まだ、Windowsが登場する以前のパソコン黎明期に、その普及を推進したのが、MS-DOSをOSとして動作する、表計算ソフトの「Lotus 1-2-3」とワープロソフトの「一太郎」でした。
この2大ソフトの登場で、ビジネスの世界にパソコンが瞬く間に普及していきました。
当時の価格で、「Lotus 1-2-3」が98,000円、「一太郎」が確か58,000円したと思います。個人では手を出せない価格でしたので、法人向けだったわけです。
一太郎は、キーボードでアルファベット or カナを入力後、スペースキーを押すことで漢字に変換する方法を初めて採用したのです。そして、それは今でも受け継がれています。
そして、日本語変換システムは「ATOK」として有名です。これは単体として発売されていて、スマホでも使えます。
「一太郎」はMS-DOS時代に大変お世話になりました。今は、多くの人と同じように「MS Office」の「Word」を使っていますが、日本語変換はずっと「ATOK」を愛用しています。
「ATOK」のユーザー辞書は、MS-DOS時代からずっと育て使い続けてきたものです。今では、クラウド経由でMacであれiPhoneであれiPadであれ、常にユーザー辞書の内容を同期できるので、ますます手放せない存在になっています。
・・・あの時代にお世話になった「一太郎」が登場して30年が経つんですね。今から30年後はどうなっているんでしょうか?ワープロソフト自体、存在しているのでしょうか?
30年経つと、僕は89歳か・・・頑張って自分の目で確認することにします!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.8.28記)