さて、今日は「統計の日」だそうです。
「統計の日」の由来
国民に統計の重要性を理解してもらおうと、今から42年前の1973年 (昭和48年) に政府が制定した記念日です。
その由来は、今から145年前の1870年 (明治3年) 10月18日に、今の生産統計の起源となった「府県物産表」についての太政官布告が公布されたことによります。
総務省統計局では、毎年統計の日の周知と統計に関する関心を高めることを目的としてポスターを作成しているそうです。
「統計の日」に思うこと
私たち国民に一番身近な統計と言えば、なんでしょうね?その一つに、つい最近実施された「国勢調査」があります。
国勢調査は、国連が定めた国際統計基準に従って、世界各国で行われています。
日本の国勢調査は、1920年に第1回が実施されて以来、終戦の年の1945年を除いて西暦の末尾が「0」又は「5」の年の10月1日を基準日として実施されています。
今年の調査では、はじめてオンラインによる回答ができるようになり、我が家もネット経由で回答しました。
インターネットに馴染んだ身としては、オンラインで回答できるのは手間も半減するので、とてもありがたかったです。
集計する側としても、オンラインで回答が集まるほど集計期間が短くなってありがたいのでは、と思います。
そのオンライン回答に必要なID・パスワードが記載された用紙をはさんだ調査用紙が、各家庭の郵便ポストに無造作に突っ込まれていた、ということがニュースになっていました。
個人情報が云々・・・という論調で報道されていましたが、このID・パスワードが盗まれたところで、架空の回答がされてしまう可能性はありますが、その家族の個人情報が漏れるはずがないのですが。
マイナンバー制度の実施にあたって、個人情報について過敏ともいえる反応が目に付きます。
例えば、あなたの預金先の銀行名や支店名・口座種類・口座No.が、他人に漏れたとしたら、どう思いますか?「大変だ!」と青くなるでしょうか?
冷静に考えれば、それで実害はあるとは思えません。奇特な人が、お金を振り込んでくれるかもしれませんが、誰もその情報を知ったからといってお金を引き出せるわけではありません。
・・・というわけで、個人情報云々について、行き過ぎた神経質な対応をとらないようにしたい、と感じた「統計の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.10.18記)