さて、今日は「鰹節 (かつおぶし) の日 」だそうです。
「鰹節の日」の由来
食品メーカーのヤマキが制定した記念日です。
11月24日が「い (1) い (1) ふ (2) し (4) 」と読める語呂合せからこの日になったとか。
鰹節は、カツオの頭、鰭、腹皮という脂肪の多い部分を切り落として、三枚以上におろし、「節」(ふし) と呼ばれる舟形に整形し、加熱してから乾燥させた物です。
「鰹節の日」に思うこと
先日、築地の場内・場外市場へ行ってきたのですが、いろんな種類の鰹節を売っていました。
ちょっとWikipediaで調べてみたら、以下の記載がありました。
加工工程の差異によって、鰹を茹で干したのみの生利節(なまりぶし)、それを燻製にしたさつま節・荒節(あらぶし)、荒節にカビを付けることにより水分を抜きながら熟成させる工程を繰り返した本節・枯節(かれぶし)・本枯節(ほんかれぶし)・仕上げ節がある。
カビを生やした枯節には、うま味成分やビタミン類が他の鰹節より多く含まれ、高級品として扱われている。
なるほど・・・しかし、わざわざカビを生やすという知恵は、どうやって生まれてきたのでしょうね。
鰹節を削った「削り節」は、和食に欠かせない出汁 (だし) を取るのに、昆布と共に大活躍します。
この出汁のでき次第で、お料理の味が全く変わってしまうのですから奥が深いです。
そういえば、以前「孤独のグルメ」に登場した「炊き立て熱々ご飯におかか (削り節) をかけ、真ん中にワサビを乗っけて醤油をサッとかける」レシピを試してみたら、なんとも美味だったことを思い出しました。
これはお勧めです!なんともシンプルなメニューですが、日本人に生まれて良かったと思える一品です。是非お試し下さい!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.11.24記)