さて、今日は「太平洋戦争開戦の日 」だそうです。
「太平洋戦争開戦の日」に何があったか
今から74年前の1941年 (昭和16年) 12月8日に、日本海軍はアメリカの太平洋艦船の根拠地ハワイの真珠湾を急襲、太平洋戦争の火ぶたが切っておとされました。
この奇襲に先立ち、大本営より機動部隊に対して、攻撃開始を指示する「ニイタカヤマノボレ一二〇八 (ひとふたまるはち) 」の暗号電文が発信されたのは有名な話です。
そして奇襲は成功し、「ワレ奇襲ニ成功セリ」を意味する「トラ・トラ・トラ」という暗号略号が奇襲部隊より打電されました。
「太平洋戦争開戦の日」に思うこと
あの真珠湾攻撃から終戦までは、4年弱の歳月が必要でした。
広島・長崎への原爆投下という痛ましい出来事を経て、ポツダム宣言を受諾し日本は敗戦を受け入れました。
この間、多くの兵や無辜の民が命を落としました。多くの若者が徴兵され、あるいは志願してその命を散らしていきました。
戦争に正義はありません。なんとしてもこれを回避しなければなりません。
今年成立した安保関連法案が、政府が説明する通り戦争抑止力として機能してくれることを祈るばかりです。
日本国憲法第9条の戦争放棄の規定は以下のように書いてあります。
憲法9条第1項「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
ここに謳われた「国家が戦争をしない」という「不戦」の誓いはなんとしても守らなければなりません。
・・・というわけで、本来であれば憲法解釈の変更ではなく、憲法改正を果たしてから安保関連法案を通すべきでしたが、今後もそのねじれを放置したままではいけない、と強く思う「太平洋戦争開戦の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.12.8記)