さて、昨日の5月5日「こどもの日」は、二十四節気の第7にあたる「立夏」でした。暦の上では、いよいよ夏に入ったわけです。
「立夏」について
「二十四節気」は、古代中国でそれまで使われていた暦 (月の満ち欠けをひと月とする「太陰暦」) と、実際の季節感の違いを修正するために考案されたものだそうです。(下図の出典 : こちらのサイト)
1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
「立春」が「春」の始まりで一年がスタートします。その後6つずつ「春」「夏」「秋」「冬」と4つの季節が進みます。
「立夏」は、春分と夏至の中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から小満⇒芒種⇒夏至⇒小暑⇒大暑と過ぎて、立秋の前日までが夏となるのです。
「立夏」を過ぎて思うこと
今年のゴールデンウィークは、4/29〜5/1の3連休、5/3〜5の3連休、そして5/7〜8の土日ということで、5/2と5/6の平日2日を休むと、最高10連休となるので、なんとか休暇を取ろうとされた方も多かったのではないでしょうか。
そして、このゴールデンウィーク中に暦は夏に移り変わりました。
年々、時が経つのを早く感じるようになりますが、今年は特にその感を強くしています。
飛ぶように日が過ぎていく…それが実感です。
熊本地震で被災された方々、特に避難生活を余儀なくされている方々は、早く時が過ぎ、復旧・復興が進んだ頃になって欲しいと切に願われているのではないでしょうか。
…などと考えていたら、ふと野球界のレジェンドであるイチロー選手の言葉を思い出しました。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
「とんでもないところ」へ行くために、小さいことを積み重ねるしかないのなら、まず「普通の日常」を取り戻すためには、やはり小さいことを積み重ねることしかないと思います。
私たちも、自分たちができる支援活動を、長い期間にわたって少しずつ積み重ねていくことに致しましょう。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2016.5.6記)