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さて、先日 (2016.9.10) 、山本幸三 地方創生担当大臣が徳島県を訪れ、消費者庁が2017年度に設ける新たな政策立案拠点「消費者行政新未来創造オフィス (仮称) 」の開設場所となる県庁などを視察しました。
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その後、山本大臣は同県神山町の「神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス (KVSOC) 」などを訪問しました。
そこで、今日はこの「神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス」に注目してみたいと思います。
自然に囲まれたコワーキングスペース
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同所は、閉鎖された元縫製工場 (619平方メートル) を改修したコワーキングスペース (共同の仕事場) です。徳島駅からバスで約1時間、タクシーで約40分の距離にあり、自然に囲まれた、実に開放的な環境です。
以下の画像は、同所ホームページからお借りしました。
また、同HPには、次のように掲載されています。
神山町で新しいビジネスコミュニティを創造して、
地域発の先進的なサービスやビジネスを生み出すことを目的としています。
そのために、情報技術、デザイン、映像関連等のクリエイティブ産業の集積を図るとともに、
起業家やその支援者、地域住民等との交流を通して、新たな価値の創出を目指します。
レイアウト・施設概要
では、スペースに恵まれた同所のレイアウトと施設概要を見てみましょう。
利用料金と設備
料金表は、以下の通りとなっています。都心と比べると、実に魅力的な価格設定です。
設備は、プリンタ・コピーの複合機、WiFi完備、ミーティングルーム・多目的スペース (260㎡) ・ロッカーは会員かビジターかで利用料金が異なります。
プロジェクター/スクリーンは、1時間300円で利用可能です。また、シャワールームも1回300円で利用できます。
シュレッダーやホワイトボードは、無料で利用できるそうです。(詳細はこちら)
最後に
コワーキングスペースの立地としては、ある意味不便この上ない場所でしょう。でも、その代わり広々として充実した設備を、低廉な料金で利用できることは、とっても魅力的です。
インターネットに繋がりさえすれば、できる仕事がどんどん増えている現代です。決まった場所に縛られないで仕事が可能になる「テレワーク」は、とても魅力的に思えます。
特に、都会の喧噪や渋滞、満員電車に嫌気がさして、豊かな自然の中で働きたい人にとって、「神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス」は、働く場所として大きな選択肢の一つでしょう。
でも、渋谷・新宿・六本木などの繁華街が大好きだと、その選択は無理でしょうね。その人の価値観で、大きく変わる仕事環境選びです。
僕自身、今のITコンサルタントという仕事で考えると、日常のミーティングなどはSkypeなどでこなせますが、やはりある程度の頻度でクライアントの元に出向き、face to faceで打合せが必要なので、交通の便利さは必須条件です。
それさえなければ、学生時代に毎年阿波踊りを踊りに行っていた、思い出深い徳島です。その自然豊かな徳島県神山町でデュアルライフをしてみたいと、真剣に考えてしまいました。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.9.12記)