Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

“節分” を迎えて・・・社会を毒する鬼の退治を願って、豆をまく

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(画像出典元はこちら)

閑話休題。

今日2月3日は「節分」ですね。恵方巻を食べて幸福を祈り、鬼 (邪気) を追い払う願いを込めて、豆をまきます。

「節分」はもともと季節を分ける日

節分は、雑節と呼ばれる季節の移り変わりを表す、特別な暦日の一つです。

雑節には、節分の他に、彼岸・社日・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日があります。

もともと、各季節の始まりの日 ( 立春・立夏・立秋・立冬) の前日を節分といって、「季節を分ける」という意味だったのです。

しかし、江戸時代以降は、特に立春の前日を節分と言うようになったそうです。

「節分」に恵方巻を食べる風習

節分の夜に、恵方に向かい太巻きを食べると、幸福になるという言い伝えから、この日は「のり巻きの日」になりました。

太巻きは、ひとりで1本食べきるまで、誰とも話してはいけないと言われています。

その年の恵方は、西暦年の末尾1桁が、0,5なら西南西、1,3,6,8なら南南東、2,7なら北北西、4,9なら東北東となります。今年は2017年なので、北北西の方向を向いて食べることになります。

僕が恵方巻を食べる習慣を知ったのは、27歳の終わりに大阪に転勤した時でした。それまで東京生まれの東京育ちだった僕は、そんな風習はなく恵方巻の存在をまったく知りませんでした。(^^;

それが、いつしか関東でも一般的になってきましたね。1月も中旬頃から、近所のセブンイレブンの店先には「恵方巻予約受付中」の貼り紙がしてありました。

コンビニなどでの過重なノルマは根絶して欲しい

最近では、労働条件の過酷さからブラック企業と呼ばれる会社のニュースに枚挙の暇がありません。

その中でも、コンビニでのアルバイトに課される売上ノルマの厳しさに目が向きます。

昨年末、大手コンビニで食べ残しのクリスマスケーキを誤って販売したことが、大きく報じられました。どうやらその背景には、アルバイトに課せられた過重なクリスマスケーキの販売ノルマがあったようです。

厳しいノルマを達成できず、足りない分を自腹購入した挙げ句、三食ケーキを食べる羽目に陥り、たまたま食べ残したケーキを箱に戻して冷蔵庫に入れ、それを別の人が誤って販売してしまった、ということのようです。

他に、風邪で2日休んだアルバイトが、その穴を埋める代わりのバイトを手当できなかったとして、罰金を徴収されたケース。2万5千円ほどのバイト料から、1万円近くを罰金として差し引かれて、アルバイトの子はどう思ったのでしょう。

小売業であれば、正社員であれアルバイトであれ、ある程度の売上目標が課されるのは、やむを得ないかもしれませんが、それが行き過ぎたノルマとなればやはり問題です。

熾烈な企業間競争が、個人の尊厳というか人権まで犯すようになっては、絶対にいけないと思います。

かたや、東京都の入札制度を検証する都の調査チームが、豊洲市場の主要棟の1㎡当たりの建設費が50万円を超え高額だとして、「超高層オフィスビルや高級ホテル以上だ」と指摘しました。(こちらの記事参照)

背景に談合による高値受注があるのだろう、と推測される調査結果です。そうであれば、ありうべき競争を回避して甘い汁を吸っている、という相も変わらぬ癒着構造です。

話が逸れましたが、一方でアルバイトという立場の弱い者にしわ寄せがいき、一方で談合によりヌクヌクと安易に儲けている者がいるとすれば、そんな不公平社会は是正しないといけません。

・・・というわけで、そんなことを思いつつ、年々増える歳の数の分だけ「(社会を毒する) 鬼は外、福は内」と豆まきをすることにします。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2017.2.3記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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