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さて、eラーニングで学んでいる「地方創生カレッジ」の受講報告(12)です。今回で「基盤編 地方創生の課題と成功する地域の条件」の受講が修了しました。
地域の経済循環構造の構築
地方創生を進めるには、地域の経済循環構造が構築できていることが必要。
「田園回帰1%戦略」という書籍にある通り、1%の移住者受入と1%の経済向上が、長期的に持続可能な地域をつくることに繋がる。
例えば、高知県四万十市西土佐大宮地区の例があげられる。こちらのサイトにあるように、集落活動センター「みやの里」と(株)大宮産業により、地元循環の経済構造がつくられている。
プレミアム付き商品券にも一工夫を
消費を喚起するため、補正予算が組まれ、政府主導で発行されているプレミアム付き商品券も、地域経済循環に貢献するような工夫が必要。
単なる消費拡大を狙うのではなく、地元商店街で利用できるようにする工夫、さらには、地産品の優遇についても検討されることが望ましい。
「補正だから時間がない」というのは言い訳。プレミアム付き商品券は、これまで何度も発行されており、普段から地域経済に資するシステムを、地域内でつくっておくべき。
RESASなどのデータに基づいた目標設定
誰でも利用できる RESAS (地域経済分析システム) の活用により、自分たちの地域がどのような経済循環の実態なのか、しっかり踏まえる必要がある。
例えば、秋田県由利本荘市の地域経済循環マップを見ると、生産→分配 (所得)→支出は、次のようになっている。
農林水産業マップを見ると、やはり稲作が相当な割合を占めていることが分かる。
漁業や林業の販売額推移を見ると、漁業は伸びていないが、林業は伸びている。
事業所の立地についても、地図上のプロットで一目瞭然である。
こうしたビッグデータを活用した分析により、地域経済の循環について、その実態をしっかり把握することが重要。
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以上で、「基盤編 地方創生の課題と成功する地域の条件」のコースは終了し、テストを受けた後、修了証書が授与される。
最初の修了証書ゲット
そして、テストを受けて、無事コース修了が認められ、修了証書を頂くことができました。
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さて、今日はここまでにしましょう。
次回は、次なるコース「効果的なプロモーションのためのソーシャルメディア活用基礎講座」の受講を開始する予定です。
では、また!
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(2017.2.5記)