(画像出典元はこちら)
閑話休題。
さて、今日も日めくりアプリを眺めていたら、3月2日は「お水送り」の日であると知りました。
初耳のことだったので、ちょっと調べてみました。
奈良東大寺の「お水取り」に先がけて行われる伝統的神事
奈良東大寺で行われる「お水取り」という行事があります。
東大寺のサイトによると、その昔「魚を採っていて二月堂への参集に遅れた若狭の国の遠敷明神が、二月堂のほとりに清水を涌き出ださせ観音さまに奉ったという、”お水取り” の由来を伝えている」と説明されています。
この春を告げる行事として、全国的にも有名な奈良東大寺二月堂の「お水取り」。その水は、若狭小浜の「鵜の瀬」から送られ、10日かかって東大寺二月堂の「若狭井」に届くとされています。
(画像出典元はこちら)
奈良と若狭は、昔から深い関係にあった
かつてのシルクロードの玄関口、若狭・小浜から奈良へと伝えられた大陸文化や南蛮文化の歴史の足跡が、この伝統行事の中に残されているのです。
これは、すなわち奈良と若狭が昔から深い関係にあったことを物語る歴史的な行事といえます。
最後に
なるほど、若狭と奈良がそのような関係にあったとは、寡聞にして知りませんでした。
今日もまた、ふとしたことから新たな学びを得ることができました。ありがたいことです。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.3.2記)