さて、昨日4月7日は、鉄腕アトムの誕生日でした。
「鉄腕アトム」について
21世紀の未来を舞台に、10万馬力のロボット少年・アトムが活躍するSFヒーローマンガです。1952年 (昭和27年) 4月〜1968年 (昭和43年) 3月まで、雑誌 「少年」に連載されました。
そして、公式設定によればアトムの誕生日は、2003年4月7日とのことです。
そのストーリーを「手塚治虫オフィシャルページ」から引用してみましょう。
2003年4月7日、科学省長官・天馬博士は、交通事故で死んだひとり息子・飛雄 (とびお) にそっくりのロボットを、科学省の総力を結集して作りあげました。
天馬博士はそのロボットを息子のように愛しましたが、やがて成長しないことに腹を立て、そのロボットをロボットサーカスに売り飛ばしてしまいます。
サーカスでアトムと名づけられたロボットは、そこで働かされていましたが、新しく科学省長官になったお茶の水博士の努力で、ロボットにも人権が認められるようになり、アトムはようやく自由の身となったのです。
アトムは、お茶の水博士によってつくられたロボットの両親といっしょに郊外の家で暮らし、お茶の水小学校へ通うことになりました。
けれども、ひとたび事件が起これば、アトムはその10万馬力のパワーで、敢然と悪に立ち向かっていくのです。
手塚治虫を代表する漫画のキャラクターです。国産初のテレビアニメとしても、広く人気を博しました。小さい頃は、鉄人28号と並んで夢中になって見たものです。
今月、鉄腕アトムが発売された!
最近、テレビCMでよく目にしますが、最新の人工知能 (AI) を搭載した鉄腕アトムが、講談社から発売されました。
講談社のサイトによると、以下のように説明されています。
家族全員を顔認識し、それぞれ会話の内容を覚えて、家族の一員としてあなたと一緒に成長していきます。
日常会話はもちろん、しりとりやなぞなぞなどの掛け合いをしたり、落ち込んだ時にはあなたを励ましてくれます。
自己診断もして、調子の悪い時にはATOMから知らせてくれます。
また、このサイトでは手塚治虫文庫全集「鉄腕アトム」の1〜3話を期間限定で無料公開しています。
最後に
創刊号は特別価格で830円、通常価格は1,843円だそうです。シリーズ全巻が揃うのは2018年9月になるようです。
これ以降、組み立て済みのアトムが買えるようになり、本体価格は、212,900円だとか…
う〜む・・・鉄腕アトムに郷愁を覚えるシニア層がターゲットでしょうか。お孫さんと一緒に遊んでね、というアプローチに思えます。
ただ、手塚治虫ワールドで描かれた、人間と同様の感情を持つアトムとは雲泥の差ですが、ある意味ここまで来たのか…という感慨を持ちます。
誰か手に入れたら、見せて貰いたいな、と思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.4.8記)