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さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。
「塵も積もれば山となる」とは?
塵のようにごくわずかなものでも、積もり積もれば山のように大きくなるという意味ですね。
「塵積もりて山となる」「土積もりて山となる」「微塵も積もりて山となる」ともいうそうです。
小銭の貯金が、いい例
消費税が導入されて以降、1円玉や5円玉の登場機会がめっきり増えた時期がありました。
当時は、玄関先などに小銭の貯金箱を置いて、毎日小銭入れに溜まった1円玉や5円玉を入れていた方も多かったように思います。
今や電子マネーが普及して、電車に乗る時も、コンビニなどで買い物する時も、小銭が必要な場面は減りました。
なので、小銭が貯まるペースは鈍っていると思いますが、それでも年単位で時間が経つと数万円になっていて、びっくりしたりします。
「継続は力なり」を実感する
6年前に会社をアーリーリタイアメントした時に、国民年金や健康保険などの手続きで役所に手書きの書類をたくさん提出させられて、うんざりしたことがあります。
その時に、どれだけ漢字を書けなくなっているか、痛切に実感しました。パソコンの日本語変換に慣れきっていたので、読めても書けなくなっていたわけです。
愕然とした経験をして、「これでは、いかん!」と思い直し、それ以来ペン字練習を毎朝5〜10分間行うことにしました。
今は、「ほぼ日手帳」のA5サイズ・カズンを使用して、1日1ページを使っています。
1日短時間でも、5年以上続けていると、それこそ塵が積もるように少しずつ上達するものです。今では「憂鬱」とか「躊躇」などの漢字も書けるようになりました。
1回では無理でも、何回も何回も繰り返し書くことで書けるようになるものです。漆塗りの如く、重ね塗りすることが重要ですね。
「六十の手習い」という言葉がありますが、何事も始めるのに遅い、ということはないでしょう。人生の残された時間は、若い人に比べれば少ないかもしれませんが、なんでも始めて、継続することが大事だと思います。
今や人生100年時代を迎えています。どんどん塵を積もらせて参りましょう!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2017.4.16記)