(画像出典元はこちら)
閑話休題。
さて、今日は日めくりカレンダーの「格言」は一休み。でも、「継続は力なり」に関することを書いてみます。
これまで日めくりカレンダーの格言で、「塵も積もれば山となる」「急がば回れ」「石の上にも三年」「思う念力岩をも通す」「滴り積もりて淵となる」「ローマは一日にして成らず」などを見てきました。
どの言葉も、一朝一夕に事は成らないという教えです。
そして、今朝いろんな継続記録を確認していて、2012年元旦から毎朝続けているペン字 (漢字) 練習が、2,000日連続に達していることに気付きました。
あまりにも漢字を忘れ、書く字の下手さに自己嫌悪を感じたあの日…
今から6年前、あの東日本大震災が起きた3月末に、それまで33年間勤めた会社をアーリーリタイアメントしました。
そして、役所などにいろんな手続きをしたのですが、その時にたくさんの書類に手書きさせられました。
その時、改めて気がついたのが、あまりにも漢字が書けない!字が下手過ぎる!ということでした。
あまりのことに愕然としたわけです。それまで、如何に会社でPCに頼りきった生活をしていたのか、を痛感しました。
そして始めたのが、鮒谷周史氏が配信しているビジネス系メルマガ「平成進化論」のポイント要約部分を、A5版のノートに書き写すことでした。といっても、毎朝5分程度ですが…
当時の状況は、以下のブログ記事に書きました。
漢字が書けない!字が下手!・・・なのに気付き、2012年元旦から毎朝、手書きの練習をしてきた…
そして、2,000日書き続けて…
最初は、ボールペンでずっと書いていたのですが、昨年 (2016年) 途中から、万年筆を使って書くようになりました。
万年筆で書くようになって感じた思わぬ効用については、以下の記事に書きました。
改めて万年筆を使い出して得た効用・・・心を整えて字を書くという時間の大切さ
万年筆で書くようになって約1年、気がついたら2,000日が経っていたわけです。
毎朝5分程度ですから、当然目に見えて字が上手くなるわけでもありませんし、漢字が書けるようになるわけでもありません。
それでも何度も書けない漢字に出会い、練習していくと、なんとか書けるようになるものです。
最初は「憂鬱」とか「憔悴」とかは勿論、「躾け」「吝か」「惹かれる」のような書けそうだけど書けない漢字が多かったのですが、ずいぶん書けるようになりました。
字が上手くなったか…と言われると、まったくの自己流で書いているだけなので、上手くはなっていませんが、だいぶ字が揃うようになってきました。
公開するのもお恥ずかしいのですが、2013年1月1日〜2日に書いたものと、一昨日・昨日 (2017年6月20日〜21日) に書いたものを晒してみます。
最初は、1ページ分書くだけで手が疲れ (余分が力が入っていた) 、嫌になったりもしたのですが、今は1ページまるまるの分量でも、苦もなく疲れず書くことができるようになりました。
というわけで、「牛の歩みも千里」ではありませんが、これだけの期間、継続することで少しは進歩するものだな、と実感しています。
というわけで、これからも「六十の手習い」を心掛けたいと思う次第です。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.6.22記)