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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「念には念を入れる」とは?
用心の上に、さらに用心を重ねよということですね。
『江戸いろはかるた』の一つで、手抜かりがないかどうか、細心の注意をせよという意味です。
「念を入れる」とは、間違いのないように気を配ることを強めた言い方になります。
また、同義のものとして「転ばぬ先の杖」「濡れぬ先の傘」「石橋を叩いて渡る」などがあります。
石橋を叩きすぎて、壊していないか
身の安全を確保するために、用心を重ねることは重要です。例えば、登山をするのに十分な装備を整えることは、命に関わることだからです。
でも、失敗しても命に関わることはないものもあるでしょう。例えば、自分がどう生きるか、その生き方を選択する時に、リスクを恐れて、安全・安心な道を探しているうちに、折角のチャンスをみすみす逃してしまうことはないでしょうか。
ところで、「モバイルボヘミアン」(by 本田直之氏・四角大輔氏 ) という本を今読んでいるのですが、とても示唆に富んだ内容です。
お二人は、東京以外にハワイやニュージーランドに居を構え、デュアルライフを実現した後、現在は世界中を移動しながらアクティブに活動されています。
本のサブタイトルは「旅するように働き、生きるには」です。この中で、モバイルボヘミアンの定義を次のように書いておられます。
「自分らしくいられる時間をできるかぎり長く持つための工夫」
お二人が長い年月をかけて実現したスタイルですが、今のモバイルテクノロジーの進歩によって、もっと短期間で実現可能と指摘されています。他にも興味深い指摘が次々と展開していきますので、是非ご一読をお薦めします。
リスクを恐れてチャレンジを諦めるか、失敗した時のセーフティーネットを考えた上でチャレンジするか、さて、どちらを取りますか?
人生は一度きりですもんね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.5.20記)