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さて、これまで出版への道を志すことになった経緯を振り返り (こちらのページ参照) 、前回は、具体的にイメージした想定読者の方にお伝えしたいことを書きました。
定年前後のシニア層が、最も悩み不安を抱えている、組織を引退した後の生き方を、どのように考えるかということです。
そして、我と我が身を振り返ると、僕が会社をアーリーリタイアメントし、フリーランスとして独立した大きなきっかけは、ロールモデル (お手本にしたい人) の存在でした。
僕のロールモデルは3人の方
僕は、あの東日本大震災が起きた2011年3月末、55歳の時に33年間勤めた会社をアーリーリタイアメントしました。
実は、会社を辞める相当前から、その生き方に注目してきた方が3人いました。
1人目は、長らく聖路加国際病院名誉院長を務められた日野原重明氏です。日野原先生は、昨年 (2017年) 7月18日に105歳で亡くなられました。合掌…
生涯現役を貫かれ、医学界だけでなく数多くの分野で活躍された方です。人生100年時代と言われるずっと前から、その道を実践されてきた先駆者といえます。
2人目は、本田直之氏です。本田氏は、「レバレッジ・リーディング」をはじめとするレバレッジシリーズの他、多くの著作を出版している実業家であり、日本とハワイのデュアルライフを実現し、オンとオフの境界のないライフスタイル・ワークスタイルを実践されている方です。
3人目は、僕のブログ師匠のお1人でもある立花岳志氏です。立花氏は、年間1,000万PVブロガー、6冊の著作を持つ作家、そして今では心理カウンセラー、会社経営者と多面的に活躍されています。
この3人の方々の生き方や著作には、大きな影響を受けました。
ロールモデルの方々から学んだこと
では、この3人の方から何を学び、何を自分の中に取り入れていったのでしょうか。
簡単に纏めると、以下の通りです。
日野原先生から
生涯現役を貫くことです。健康である限り、そして気力のある限り、現役であり続けた日野原先生の生き方は、是非踏襲したいと思います。
これは日野原先生の言葉ではなく、別の方から聞いたものですが「50,60ハナ垂れ小僧、70,80働き盛り、90になってお迎え来たら100まで来るなと追い返せ」という言葉があります。
この説によれば、僕は還暦を過ぎたばかりですから、まだハナ垂れ小僧なわけです。(^^;
本田直之氏から
日本とハワイのデュアルライフを実現し、最新のApple製品を使いこなし、ノマドワークの先駆者として活躍されている本田氏の生き方には、大きく感化されました。
昨年4月、本田氏と同じく日本とニュージーランドのデュアルライフを実現している四角大輔氏との共著で「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」という本を出版されています。お2人のライフスタイル・ワークスタイルが生き生きと書かれていて、とても参考になります。
立花岳志氏から
たちさんこと立花氏は、年代は僕の一回り下になりますが、僕と同じ2011年3月にそれまで勤めていた会社を辞めて、プロブロガーとして独立された方です。たちさんのブログ (No Second Life)は、ほんとに多くの方に読まれています。
独立された後は、プロブロガー以外に、どんどん活躍の場を広げられています。僕は、たちさんが主催されたブログセミナーやブログ塾などを受講し、ブログの指導を受けると同時に、その生き方・考え方を学んできました。
そして描いた「ライフスタイル未来地図」
こうして3人のロールモデルの方々から大きな影響を受け、55歳で会社という組織を離れ、フリーランスのITコンサルタントとして独立しました。
その後、2013年にセルフ・ブランディングを学ぶ社会人向け「自分をつくる学校」に参加し、どう自分をブランディングするか学びました。
4ヶ月かけて卒業した後、将来にむけてどのように生きるか「ライフスタイル未来地図」なるものを作りました。
毎月のようにアップデートして、現在は以下のようになっています。
こんな未来を描けるようになった原点は、3人のロールモデルの存在だったのです。
さて、また長くなってきたので、続きは次回に。
では、また!
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(2018.1.7記)