Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【君子は危うきに近寄らず】・・・ でも、人生 “虎穴に入らずんば虎児を得ず” という局面もある!

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(画像出典元はこちら)

さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。

「君子は危うきに近寄らず」とは?

人格者は、自分の行動を慎むものだから、危険なところには近づかないというという意味です。

君子=教養があり徳が高い人は、自分を抑えてやり過ぎないため、言葉や行動が乱暴でなく、他人との争いも少ない。 また、危ないような事柄には手を出さない、ということですね。

これは孔子の言葉と思う人も多いようですが、これに酷似した言葉は『論語』にはないそうです。

正確な出典は不明ですが、孔子が作ったとする『春秋』の注釈書である『春秋公羊伝』には「君子不近刑人」とあり、これが元になっているという説があります。

「君子は危うきに近寄らず」か「虎穴に入らずんば虎子を得ず」か

片や「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉もあります。危険を避けていては、大きな成功も有り得ないということの例えです。

生きていれば、いろんな選択を迫られます。時には、リスクを回避することもあるでしょう。またある時には、思いきってリスクテークすることもあるでしょう。

その時の判断基準はなんでしょう?

負ける戦はしないが、勝機があればリスクテークする

「負ける戦はしない」とは、孫子の兵法の一節です。敵・味方の戦力を勘案して、どうやっても勝てないとなったら、その戦はしない、ということです。戦っても、討ち死に必至ですからね。

これは、私達の意思決定基準としても有効です。一か八かに賭けるとしたら、それはまさしくギャンブルになってしまいます。

一方、確率は低くても勝機を見つけることができたら、果敢にチャレンジすることもあるでしょう。

但し、このチャレンジには、一つだけ条件があります。それは「命まで取られないこと」です。

その条件を満たし、かつ、そのチャレンジをしなかったら一生悔いを残す、と確信したら後は行くしかありませんよね。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2017.5.25記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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