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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「木を見て森を見ず」とは?
一本一本の木に注意を奪われると、森全体が見えなくなることから、物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うという意味ですね。
英語の諺 (ことわざ)「You cannot see the wood for the trees.」の訳だそうです。
「着眼大局、着手小局」が大事
物事の一部分や細部にこだわってことを進めると、ついつい部分最適になってしまい、全体最適が計れなくなる可能性があります。
また、仕事をする上でのモチベーションの観点から言うと、全体が見えてないと細かい部分の単調さに飽きてしまうかもしれません。
有名なイソップ寓話に「3人のレンガ職人」というお話しがあります。(詳しい内容は、こちらのサイトをご参照)
3人のレンガ職人に出会った旅人が、3人それぞれに「何をしているのか?」と問いかけます。それに対する答えは次の通りで、取組姿勢の差が分かります。
1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」☞ 特に目的なし
2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」☞ 生活費を稼ぐのが目的
3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」☞ 後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的
「着眼大局、着手小局」という言葉がありますが、取組方針など大局を判断し決断する時はヘリコプターで上昇した視線で俯瞰し、いざ実際に行動する時は、急降下して小局を攻めていくという姿勢が大事だと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.3記)