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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「実るほど頭 (あたま) の下がる稲穂かな」とは?
「実るほど頭 (こうべ) を垂 (た) れる稲穂かな」とも言いますが、稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人格者ほど謙虚であるという例えですね。
人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということを表しています。
歳を重ねるほど、謙虚さを保つのが難しい
人間は、歳を重ねるほど学問や徳が深まるはずですが、うまくコントロールしないと、どうも尊大な態度をとり、偉ぶったり、ついつい説教をしたりしがちです。
自分に自信を持つことは大事ですが、その自信の大きさと同じくらいの謙虚さも持たないといけないわけです。そうしないとバランスが崩れます。
そして、悲しいことに歳を重ねていくと、心ある忠告をしてくれる人が少なくなってきます。
たまさか良い忠告をしてくれた人がいたとしても、歳とともに聞く耳を持たなくなりがちで、更にそうした人を遠ざけてしまいます。なので、注意深く自らを戒めないといけないわけです。
昨今の「安倍一強」と呼ばれた自民党でも、石破茂氏のように物申す人を大切にしないといけないと思います。石破氏が「孤立無援」「四面楚歌」のように言われている期間が長かったので、段々「裸の王様」になってしまったのではないでしょうか。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.6記)