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さて、今日の格言は、「女心と秋の空」です。
「女心と秋の空」とは?
変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは移り気だという意味です。
「男心と秋の空」がまずあって、その男心を女心に変えたものだそうです。
「男心と秋の空」は主に女性に対する男性の愛情が変わりやすいという意味ですが、「女心と秋の空」は男性に対する愛情に限らず、感情の起伏が激しいことや移り気なことを指しているのです。
人の心には戸が立てられない
「人の口には戸が立てられぬ」という言い方があります。家の戸を閉めるように、人の口を閉じて噂を止めることは出来ないという意味ですね。
同じように、人の心にも戸は立てられないでしょう。自分自身の心でさえ制御することは、なかなか難しいです。
理性で判断すれば右のことも、感情が左を向いて、その気持ちが強くなれば、ことによると人は左に向かって進んでしまうかもしれません。
そちらに向かって進んでしまえば、後々つらく悲しい思いをすることが分かっていても、どうしてもそうしてしまうのが、人の性 (さが) なのかもしれません。
人って、理屈ではないんですよね。と、そんなことを思う秋めいた爽やかな日の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.9.15記)