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さて、今日の故事ことわざは、「豆腐に鎹」です。
「豆腐に鎹 (かすがい) 」とは?
手応えや効き目が、まったく無いことの例えです。
柔らかい豆腐に鎹を打ち込んでも何の手応えもないことから、いくら意見などしても一向に効き目がないことを表しています。
「鎹」とは、材木と材木を繋ぎとめる「コ」の字をした金具のことです。
「子はかすがい」という言葉がありますが、喧嘩して離婚寸前になった両親を、子どもの存在が繋ぎとめる、といった意味で使われますね。
豆腐は美味しく食べよう
今日は、10月2日の語呂合わせで、「とうふ」の日です。季節を問わず様々な料理でおいしく食べられ、栄養豊富な豆腐をもっとPRしようと、豆腐の製造業者らが中心となって設けられた記念日だそうです。
豆腐は、大豆の搾り汁 (豆乳) を凝固剤 (にがり等) によって固めた加工食品ですが、ひと口に豆腐といっても、木綿豆腐に絹ごし豆腐、そしてソフト豆腐というものもあります。
ソフト豆腐とは、絹ごし豆腐状に凝固させたものを、木綿豆腐の型箱に流し込んで軽く圧した、木綿豆腐と絹ごし豆腐の中間程度の濃度の豆腐のことだそうです。
また、高野豆腐・玉子豆腐・胡麻豆腐や、杏仁豆腐・麻婆豆腐なども思い浮かびます。
10月に入って、ますます秋が深まってきた感がありますが、そろそろ鍋料理が恋しくなってくる頃です。
鍋料理と言えば、湯豆腐が思い浮かびます。僕は、鱈 (たら) の切り身を入れて、醤油に刻みネギとかつお節で頂くのが好物です。そして、寒い日に熱燗でキューといければ、もう大満足です。
ついこの間まで、暑い暑いと言っていたのに、もうそんな季節になったのですね…
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.10.2記)