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さて、今日の故事ことわざは、「一寸先は闇」です。
「一寸先は闇」とは?
これから先のことはどうなるのか、まったく予測できないことの例えですね。
目の前が真っ暗で何も見えないように、目の前にあることすら見通しができないことから、こう言われています。
一寸とは、約3センチメートルを意味します。
突然何が起こるか分からないのが世の常
今日10月19日は、30年前の1987年に「ブラックマンデー」と呼ばれる株の大暴落が起きた日です。
「ブラックマンデー」とは、史上最大規模の世界的株価大暴落のことです。ニューヨーク株式市場の暴落を発端に、世界同時株安となりました。当日が月曜日だったことから「暗黒の月曜日」ともいわれています。
翌日には、アジアの各市場にこれが連鎖し、日経平均株価は3,836.48円安 (14.90%↓) の21,910.08円と過去最大の暴落を起こしました。更にこの連鎖は、ヨーロッパの各市場へも広がっていったのです。
結果的には、コンピュータの自動売買システムにより引き起こされた暴落であったことが判明しますが、突如として発生した出来事に世界中が大慌てとなりました。
この例に限らず、大地震などの自然災害も、ある日突然起きます。また、日常生活でも、いつ車による事故に巻き込まれるか分かりません。
毎日、薄氷の上を歩いているのかもしれませんね。といって、あんまり心配症に陥ってもストレスが溜まるばかりです。
リラックスしつつも、常在戦場の覚悟だけは持っていた方が良さそうです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.10.19記)