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さて、『今日の一言メモ』第1001回です。
「一寸先は闇」
「一寸先は闇」とは、これから先のことはどうなるのか、まったく予測できないことの例えですね。
目の前が真っ暗で何も見えないように、目の前にあることすら見通しができないことから、こう言われています。
一寸とは、約3センチメートルを意味します。
明日、何が起こるか分からない
今日10月19日は、35年前の1987年(昭和62年)に「ブラックマンデー」と呼ばれる株の大暴落が起きた日です。
「ブラックマンデー」の日は、史上最大規模の世界的株価大暴落となりました。ニューヨーク株式市場の暴落を発端に、世界同時株安に陥ったのです。当日が月曜日だったことから「暗黒の月曜日」ともいわれています。
翌日には、アジアの各市場にこれが連鎖し、日経平均株価は3,836.48円安 (14.90%↓) の21,910.08円と過去最大の暴落を起こしました。更にこの連鎖は、ヨーロッパの各市場へも広がっていったのです。
結果的には、コンピュータの自動売買システムにより引き起こされた暴落であったことが判明しますが、突如として発生した出来事に世界中が大慌てとなりました。
この例に限らず、大地震などの自然災害も、ある日突然起きます。また、日常生活でも、いつどんな事故に巻き込まれるか分かりません。
毎日、薄氷の上を歩いているようなものかもしれません。といって、あんまり心配症に陥ってもストレスが溜まるばかりです。
どこまで続く円安相場
ここ数日は、ドルに対して円が安い為替相場のニュースで持ちきりです。最近でもっとも円安になったのは、1990年4月にかけて160円になったときのことです。そのときの状況は今と異なるようですが。(こちらの記事参照)
この円安で、海外へ出稼ぎに出てドルを得て円転して儲ける人、海外から見れば実にお安くお値打ちな国内市場で不動産などを爆買いする動きなど、円安で得をする人もいれば、あれもこれも物価が上がって円の所得が上がらず家計が苦しい我々庶民もいて、悲喜こもごもです。
そして、ウクライナの反攻にあって窮地に陥っているロシアの指導者が、起死回生の策として戦術核の使用など決意した日にはどうなってしまうのか空恐ろしい気がします。
何が起きても慌てない
明日、何が起きるか分かりません。かといって、分からないことに戦々恐々として、布団を頭からかぶって寝ているわけにもいきません。
何が起きても慌てず騒がず、まずは自分と家族の無事を確保し、浮き足だった対応をしないよう冷静沈着に行動することだけに専念したいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.10.19記)