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さて、今日の故事ことわざは、「水の泡」です。
「水の泡」とは?
それまでの努力が、すべて無駄になることの例えですね。
水面に浮かんでいる水の泡は、脆 (もろ) くて儚 (はかな) いものであることから、こう表現されるようになりました。
泡沫候補と呼ばれた大統領だが…
「泡」というと、バブル崩壊を思い浮かべますが、1年前を思い起こせば、現大統領のトランプ氏が大統領選で勝利した年でした。トランプ氏は、立候補した時点で「泡沫候補」と揶揄されていました。
その過激な言動から、アメリカ大統領としての資質を疑問視されていたわけですが、徐々に支持基盤を拡大し、とうとう歴史的勝利を収めてしまいました。
あれから1年が経ち、アメリカ国内の支持率は低いものの、支持者からは熱烈な信望を集め、日本・韓国・中国歴訪では、いずれも大変な歓迎ぶりです。
そして、この1年の間に、北朝鮮の動静は過激さを増し、今後の展開次第では紛争に突入する可能性もあります。
なんとか紛争を回避すべく、アメリカ大統領・政府及び関係国が尽力していますが、それが「水の泡」とならないことを祈るばかりです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.11.10記)