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閑話休題。
さて、昨日東京では、木枯らし1号が吹きました。昨年より16日も遅いとのことです。
東京地方の木枯らし1号
気象庁天気相談所によると、東京地方における「木枯らし1号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表している、とのことです。
- 期間は、10月半ばから11月末までの間に限る。
- 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
- 東京における風向が西北西~北である。
- 東京における最大風速が、おおむね風力5 (風速8m/s) 以上である。 (ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する。)
観測開始以来、最も早く木枯らし1号が記録されたのは、1988年 (昭和63年) 10月13日、最も遅かったのは、1969年 (昭和44年) と1981年 (昭和56年) の11月28日だそうです。
その日のアメリカでは・・・
昨日は、綺麗に晴れ渡ったものの、木枯らしが枯葉を舞い散らせ、本当に真冬を思わせる寒さでした。厚手のマフラーやダウンコートに身を包んだ人も、寒そうに襟を合わせて歩いていました。
そして、朝からアメリカ大統領選の報道が過熱していました。開票結果は、蓋を開けてみれば事前の予想通り、クリントン候補とトランプ候補の大接戦が繰り広げられました。
トランプ優勢が伝えられた午後になると、日経平均株価は一時1,000円以上下落しました。為替相場も、投票前の「クリントン大統領」への期待を背景としたドル買い・円売りを巻き戻す動きが強まる見込みで、ドル円は100円付近と円高が進みそうです。短期的には100円割れも予想されています。
Googleの選挙結果速報では、他に先駆けて16:34には、「ドナルド・トランプ候補が大統領選に勝利」と報じました。
トランプ氏が立候補した時点では、「泡沫候補」と揶揄されていました。泡沫候補とは、Wikipediaでは次のように説明されています。
「立候補しても泡のように消えてしまい落選する候補」という意味からつけられており、候補として立候補する以外に政治的活動があまり注目されない場合にそう呼ばれることが多い。やや侮蔑的な形容であると一般に考えられている。
その過激な言動から、アメリカ大統領としての資質を疑問視されていましたが、徐々に支持基盤を拡大し、とうとう歴史的勝利を収めてしまいました。
同時に行われたアメリカ議会選挙では、接戦が予想された上院でも共和党が過半数の議席を占め、これで大統領・上院・下院すべてで共和党が勝利したことになります。
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さてさて、これからは日本全体が木枯らしに吹きさらされることになるのでしょうか。ますます難しくなりそうな日本の舵取りですが、安定した基盤を持つ安倍政権には踏ん張ってもらいたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.11.10記)