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さて、今日の故事ことわざは、「鶏群の一鶴」です。
「鶏群の一鶴 (けいぐんのいっかく) 」とは?
多くの凡人の中に、一人だけ抜きん出て優れた人が混じっていることの例えです。
鶏の群れに一羽だけ鶴が混じっていることから転じて、こう表現されるようになりました。
『晋書』ケイ紹伝に、「多くの人がいる中で、ケイ紹を見た。ひときわ高く抜きん出ており、まるで野生の鶴が鶏の群れの中にいるようだ」とあるのに基づいているそうです。
フルハイビジョンの上をいく4Kテレビのように、一際目立つことも大事
さて、今日11月25日は、「ハイビジョンの日 」です。
ハイビジョンの走査線の数が 1,125本であることにちなみ、1987年に郵政省 (現・総務省) とNHKが制定した記念日です。
さらに最近では、4Kテレビが当たり前になってきました。フルハイビジョンテレビの画素数は、横 (水平画素) 1920 × 縦 (垂直画素) 1080、縦横合計で 207万3600 ですが、4Kテレビになると、横 3840 × 縦 2160で 合計829万4400 になります。
つまり、フルハイビジョンの4倍の画素数なので、画面の中に4つのフルハイビジョン画像が収まってしまうという超高精細な映像が映し出されるわけです。
家電量販店の店頭には、4Kテレビがずらりと並んでいて、価格も出始めに比べると、随分こなれてきたように感じます。
そして、確かにその解像度の高さから、まるで実物が画面の中に存在するかのように感じます。通常のテレビ画面と見比べると、その綺麗さは一際目立ちます。
人間も、そうかもしれません。全てが平均点以上であっても、なかなか目立ちません。
どこか一つでも、他の人に比べてトンがっている部分があると、とても目立つと思います。
過去の高度経済成長期は、全ての面で平均点以上の人材が求められていたのかもしれませんが、これからの時代は、何か一つのことに傑出した人材が生き残っていくと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.11.25記)