Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

サラリーマン川柳とシルバー川柳から見る世相と世代、いくつになっても「笑い」は元気の源

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(画像出典元はこちら)

閑話休題。

さて、【出版への道】シリーズは、ちょっと一服。

先日、毎年恒例の「サラリーマン川柳」優秀100句が、主催者の第一生命から発表され、こちらのサイトで投票を受け付けています。

そして、こちらのページでは、「初笑いシルバー川柳」40選が紹介されていました。

今日は、サラリーマン川柳では世相が、シルバー川柳からは世代が見えてきて面白かったので、ちょっとご紹介します。

「サラリーマン川柳」優秀100句より

今回の優秀100句には、「プレミアム」「ちがうだろー」「排除」「忖度」「テレワーク」など、昨年の流行語をうまく散りばめた川柳が目立ちました。

以下、少しご紹介しますね。

妻いない この日は朝から プレミアム
静かだね 部長がいないと プレミアム
プレミアム おかげで木曜 残業だ

旦那への 家事に一言 ちがうだろー
上司にも 部下にも言えない 「ちがうだろ」
「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう

父さんの 下着どうして 排除する
忖度し 娘と別に 洗濯し

テレワーク 在宅勤務は 妻がNO
電子化に ついて行けずに 紙対応

いかにも!というか、思わず膝を叩く、というか、なんとも可笑しさがこみあげてきます。

「初笑いシルバー川柳」40選より

シルバー世代というと、何歳からを指すのでしょうか?明確な定義はないようですが、65歳以上が高齢者ということになっているので、感覚的にはそんなものでしょうか。

それまでは、シニア世代ということになっています。僕は、まもなく62歳になるので、シニア世代としておきます。

では、シルバー川柳の中から、冒頭の10句をご紹介してみます。

日帰りで 行ってみたいな 天国に
紙とペン 探してる間に 句を忘れ

三時間 待って病名 「加齢」です
改札を通れず よく見りゃ 診察券

二世帯を 建てたが息子に 嫁が来ぬ
女子会と 言って出掛ける デイケアー

起きたけど 寝るまでとくに 用もなし
つまずいて 何もない道 振り返り

目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ
延命は 不要と書いて 医者通い

なんというか、老いを笑い飛ばす元気さを感じますよね。

このシルバー川柳は、公益社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、2001年より毎年行われている川柳作品の公募の名称だそうです。

気軽に取り組める川柳づくりを通し、老いを肯定的にとらえ、楽しんでもらいたいと始まったもので、これまでに7冊の書籍になっていました。(こちらのページ参照)

やはり、「笑い」はいくつになっても元気の源だと思います。大いに笑って、明るく元気に前向きに進んで参りましょう。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2018.2.21記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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