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昨日は、東日本大震災から満7年が経った日でした。一昨日は、あの東京大空襲から満73年が経った日でした。その日は、多くの人命が失われ、残された遺族が悲しみに暮れた日でした。
今日は、大切なものを失った時に、それをどう捉えたら良いか、ということを書き記しておきます。
喪失して初めて知る、その大切さ
人生を歩む中では、大切な何かを失う場面が必ずあります。愛する人だったり、親しかった友人だったり、もしかしたら健康かもしれません。
では、それを失うまでの間、本当に大切にしてきただろうか、と失ったあと自らに問うて、一点の悔いも残らず自信を持ってイエスと答えられる人は、どれだけいるでしょう。
多くの場合、失ってみて初めてその大切さを痛感し、なぜもっと早くその大切さに気づき、感謝し、そして大切にしてこなかったのだろう、と悔やむのではないでしょうか。
まだ失っていないものの価値に気づく
大切なものを失った時、私達は喪失感を覚え、なぜもっと大切にしてこなかったのかという後悔の念に苛まれ、絶望感に陥るかもしれません。
でも、その時は、まだ失っていないもので、その価値に十分気づいてこなかった “なにか” に気づき、もっとそれらを大切にする機会が訪れた、と考えるのが良さそうです。
東日本大震災で被災された方が語った次の言葉は、私達に失っていないものの大切さを教えてくれます。
「いちばん忘れちゃいけないのは、幸せだったはずの前の日」
今は未災者であっても、いつかは被災者になることを覚悟して、今過ごすことができている「何気ない日常」の大切さを深く心に刻みたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.3.12記)