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閑話休題。
さて、今日も【出版への道】シリーズは、ちょっと一服。
昨日は、48年前の1970年 (昭和45年) に「日本万国博覧会(大阪万博)」が開幕した日であり、この日が「万国博デー」であることをご紹介しました。
そして、故・岡本太郎氏が、この大阪万博のテーマ館のシンボル「太陽の塔」(こちらのサイト参照) を制作したこともご紹介しました。
岡本太郎氏の言葉に思う
岡本太郎氏は、多くの人に影響を与えた人でした。昨日の記事では、岡本氏の著書にある次の言葉が有名だと書きました。
「安全な道をとるか、危険な道をとるか。迷ったら、危険な道を選べ」
普通に読めば、安全な道があるのに、なぜわざわざ危険な道を選ばなければならないのか、と思うはずです。
ギャンブルか、チャレンジか
こうした判断をする時にいつも考えることがあります。これはチャレンジなのだろうか、それともギャンブルなのだろうか、ということです。
ギャンブルというと、イチかバチか勝負に出る、というイメージですね。その名の通り、大穴馬券を買ったり、宝くじの1等を狙う感じでしょうか。勝てる確率は、ほぼありません。
一方のチャレンジは、たくさん努力すれば達成できるイメージです。もしかしたら負けるかもしれないけど、かなりの確率で勝算があるといえます。
そう考えると「危険な道を選べ」という言葉は、ギャンブルをしろ、と言っているわけでなく、チャレンジする道を選べ、と言っているのだと思います。
チャレンジすることなく、いつもいつも安全・セーフティな道を選んでいたら、失敗はなくとも、それなりの成功を体験することもないかもしれません。
短い人生、どう生きるかです。安全確実な道だけを行くか、それともチャレンジする道を行くか、どちらがいいとか悪いとかではなく、自分に最もフィットした生き方は何か、ということですね。
チャレンジするにしても、どの道を選ぶかは慎重に
そういえば、安定性抜群と言われる公務員ですが、その公務員の頂点ともいえる財務官僚に関する記事が世の中を賑わせています。
財務省に入省すれば、安全確実な道だと思った人も、中にはいるかもしれません。そのために、熾烈な受験競争を勝ち抜き、東大法学部を卒業して、国家公務員試験に優秀な成績で合格したのでしょう。
入省後も、熾烈な出世競争を勝ち抜き、省内で地位を得ても、忖度云々の結果、奈落の底に落ちるとしたら、それはあまりにも危険な道だったとしか言いようがありません。
というわけで、目指す道は、100%自己裁量で決めていける (ということは、100%自己責任を求められる) 世界への道だと思うのですが、いかがでしょうか?
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.3.16記)